
2022-07


涼し日の 若葉よりさす 木漏れ日よ その日明かりに 君は覚ゆる

空見上げあれは何座と我に問う 世も星さえも未だ知らぬのに

セブンティーンアイスに蟻が群がってここでの飢餓は無くなりました

つぎもまた線香花火まよなかにふたりっきりでこっそりしようね

試験前 二人で見上げたバニラスカイ 「何者かになる」誓った遠い日

君が撮るカメラロールに居たわたし救いだったよ愛されたいこと

暑さでは鬱陶しくてサルスベリ絡み合う汗肌の浅はか

季語もなく 字余り字足らず まっ、いいか ズボラに向いてる短歌の世界
