2023-02

澄水

懺悔して感謝してなお精進し自由自在に融通無下

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りょう

枯れ葉らは丘の斜面に散り敷きて倒れし兵の如く動かぬ    3

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上原美樹。

行くあての 決まらぬ旅を 続けたる すべて命は 塞翁が馬

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恋子

冴えかえる恋をまさぐる砂時計夏は戯れ私のピエロ

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梅鶏

消毒を踏み込んで行く鶏舎まで続く道にも春の香のする

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澄水

盲学校生徒点字で短歌詠む優れたることこの上もなし

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澄水

オートボイエーシスはこれ自然なり思慮分別を越えた創造

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かんまさ

こぼれてく生きてる意味も喜びも空の青さに下を向きつつ

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澄水

盲ても耳聴こえなくなろうとも短歌の詠める我であるかな

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澄水

ジャンキーを神に鍛えるロープウェイ火だるまになり昇りきりたり

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