
2023-07


笑い合える たわいもない日常が かけがえのない 日々の記憶

家康の 兎のごとき 弱さこそ 新しい世へ 続いたのかな

朝が来た 昨日の出来事 忘れさり新たなスタート 切れる嬉しさ

生まれつき 眼の無い我が子に 教えられ 過ぎし日々は 宝と思えり

消えて行く 父母が守った 集落を 忘れられずに 戻りし我ら

我が妻に 自分の無知を 指摘され 怒る我が身の 情けなさかな

短夜もあなたは詐欺師永遠の恋契の果ての長夜のうねり

このほくろあなたが見つけ口づけた恋の証も私は知らず
