
2023-08


昨晩の洗い物するキッチンの蛇口の水に秋の訪れ

蒼き空 ただひたすらに あおいゆえ 清々しきも はかなくもあり

思うなら こぶしをあげて 進みゆけ 踏み出せ 一歩 変えよ 常識

アスファルト 草を育てず 熱を溜め 知る人もない 果てぬやまいを

大量の 水を纏て うねうねと 龍神のゆく 空を眺める

君に問う 群れ 持たず 名前ももたぬ 我が身ゆえ 気持ちに 押され ただ 為すべきと 我は知る むれもたぬ 名前ももたぬ この身には ひとつもできぬ 知らぬ 存ぜぬ

京の寺恋みくじひく女学生空を見上げて胸なでおろす

心根に そそいだ想い あふれたら 一度、すてよう 壊れる前に 92
