・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
身体から取り出し捨てる思いごと傷口にはる包帯温し
焼くなんて野蛮人だという顔で異国の夫は遺体を守る
身体から空気が抜けていくような細かい穴があちらこちらに
毎朝の体温測定続いてるコロナのおかげ健康管理
大丈夫、人の体は沈まないそう言って手を離されたあの日
体から離れて空を飛び回る椅子の硬さは我をつなぎとめ
みてみてと体言止めの誘う艶恋の余韻しためる君
いつまでも見ていたいそう気づいたら水晶体が厚みを増して
平面を見てる時間が長すぎて立体としての自覚が薄い
回想の中だけにある体育館でフリースローを外し続ける
人間の体のしくみ精密で連携プレーたまに故障し
私には恐れるものは何もない体に宿る狂気以外は
体温を分け合うように生きていた私のサンタが星と輝く
陽だまりの 中で静かに 眠る子よ 小さな体 大きな命
体から開放された夢の中天使たちと遊ぶアドベント
体温を取り戻すかじかんだ指ひとりじゃない夜ココアの甘さ
この体思うに任せぬこと多くはるか山なみ白くかすみぬ
紅白の帽子を被った子どもたち染色体のように並んで
週のうち7分の5は平日で 残る2日はこの体たらく
この家でいちばん小さな君だけどいちばん大きな心を持ってる
冬の夜 二人のカラダに 降るものは 舞い散る雪と セツナの時間
真っ青な空を見上げてこの体小さきを知る冬の訪れ
静かなる体が時に騒ぎ出す意思に反して苦痛伴い
エベレスト総理大臣フルマラソン最強の体手に入れたなら
体裁をとりつくろえば見栄を張り衣裳を飾りこころに化粧
体ごと入れないから心だけスノードームに入って遊ぶ
君の事想う時には体中君の全てが巡るみたいで
体中縛られていたあの恋はほどけてとけて浮かぶ風船
この体歌詠みの血を受け継ぎて祖となる祖母の彼岸に届け
身体から取り出し捨てる思いごと傷口にはる包帯温し
焼くなんて野蛮人だという顔で異国の夫は遺体を守る
身体から空気が抜けていくような細かい穴があちらこちらに
毎朝の体温測定続いてるコロナのおかげ健康管理
大丈夫、人の体は沈まないそう言って手を離されたあの日
体から離れて空を飛び回る椅子の硬さは我をつなぎとめ
みてみてと体言止めの誘う艶恋の余韻しためる君
いつまでも見ていたいそう気づいたら水晶体が厚みを増して
平面を見てる時間が長すぎて立体としての自覚が薄い
回想の中だけにある体育館でフリースローを外し続ける
人間の体のしくみ精密で連携プレーたまに故障し
私には恐れるものは何もない体に宿る狂気以外は
体温を分け合うように生きていた私のサンタが星と輝く
陽だまりの 中で静かに 眠る子よ 小さな体 大きな命
体から開放された夢の中天使たちと遊ぶアドベント
体温を取り戻すかじかんだ指ひとりじゃない夜ココアの甘さ
この体思うに任せぬこと多くはるか山なみ白くかすみぬ
紅白の帽子を被った子どもたち染色体のように並んで
週のうち7分の5は平日で 残る2日はこの体たらく
この家でいちばん小さな君だけどいちばん大きな心を持ってる
冬の夜 二人のカラダに 降るものは 舞い散る雪と セツナの時間
真っ青な空を見上げてこの体小さきを知る冬の訪れ
静かなる体が時に騒ぎ出す意思に反して苦痛伴い
エベレスト総理大臣フルマラソン最強の体手に入れたなら
体裁をとりつくろえば見栄を張り衣裳を飾りこころに化粧
体ごと入れないから心だけスノードームに入って遊ぶ
君の事想う時には体中君の全てが巡るみたいで
体中縛られていたあの恋はほどけてとけて浮かぶ風船
この体歌詠みの血を受け継ぎて祖となる祖母の彼岸に届け