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もうと知る桜の頃の恋でした咲かなきゃよかった三度目の春
もう一度会えても何も話さないでしょう二人で微笑むだけで
気づきたり 来年の 夏服サイズもう追いつかれ若木は陽を浴び
もういいや諦めかけてまた続け気づけば勤続五十年間近
もう少ししてあげてたらと泣くから 歩幅揃えど この手所在なく
「これちょうだい」「もうあげたでしょ」毎日の 愛しき声の 繰り返しかな
もう夜か もう冬なのか もう老人? 「もう」より「まだ」の自分であれたら
寂しさは要らないからと 銀の匙 もう片方の幸せねだる
笑えるね 一人で過ごす クリスマス もう何年目 コンビニの飯
もう二度と戻らぬ日々を追いかけて月は満ち欠け星は流れる
いつか来る もうすぐ来るよね笑顔して きっと来てよね私めざして
もう二度とそんな自信もあっけなく冬舞う蝶の蕊をまさぐり
食べ頃のハーゲンダッツあげるからさっきの言葉もう一度言って
もう二度と会うこともない人たちの温かい目を思い出す夜
もう少しもうちょっとだけと目覚ましを止めて布団を頭からかぶる
公園で「もういいかい? まあだだよ」 久しく聞かぬ子供らの声
あの頃の風景はもうなくなって 戸惑う暇なく日々は続いて
「もう、いいか」「いやいや、まだだ」繰り返し何とか生きて今年も暮れる
もうちょっともうちょっとって言いながら気付けば生きて気付けば幸せ
もう少し短歌作りを頑張って少しでも良い歌を詠みたい
もう酒はやめると決めたあの日からあたまのうしろにこわいひとがいる
もう一首作ってみようと考えるこの一年を思い出しつつ
まだなのか四十路の冬はもうなのか問われて女のひとり鍋
懐かしい景色が胸をしめつける汽車はもうすぐ故郷の駅
タツノコが「もういいかい」って尋ねると「まあだだよ」ってウサギ答える
もう二度と恋などしないと誓った日に微笑まないで囁かないで
公園の改修が消す君の影もうあの頃は二度とない春
もうそんな 優しい瞳で この僕を 見ないでおくれ また惚れちまう
もう一度恋を繋ぎ止めたくてLINEをするも薄氷に落つ
もう君に逢えない事より君の事忘れられないのが辛い日々
もうという余韻と空白色艶のたまに怒りのまだを引き連れ
もう誰も姿を消した教室に差す夕暮れとともに佇む
大丈夫大丈夫だと言い聞かす もう不安には負けたくはない
あまい恋もうと拗ねては袖掴む山に初雪吊るし柿揉む
もうと知る桜の頃の恋でした咲かなきゃよかった三度目の春
もう一度会えても何も話さないでしょう二人で微笑むだけで
気づきたり 来年の 夏服サイズもう追いつかれ若木は陽を浴び
もういいや諦めかけてまた続け気づけば勤続五十年間近
もう少ししてあげてたらと泣くから 歩幅揃えど この手所在なく
「これちょうだい」「もうあげたでしょ」毎日の 愛しき声の 繰り返しかな
もう夜か もう冬なのか もう老人?
「もう」より「まだ」の自分であれたら
寂しさは要らないからと 銀の匙 もう片方の幸せねだる
笑えるね 一人で過ごす クリスマス もう何年目 コンビニの飯
もう二度と戻らぬ日々を追いかけて月は満ち欠け星は流れる
いつか来る もうすぐ来るよね笑顔して きっと来てよね私めざして
もう二度とそんな自信もあっけなく冬舞う蝶の蕊をまさぐり
食べ頃のハーゲンダッツあげるからさっきの言葉もう一度言って
もう二度と会うこともない人たちの温かい目を思い出す夜
もう少しもうちょっとだけと目覚ましを止めて布団を頭からかぶる
公園で「もういいかい? まあだだよ」 久しく聞かぬ子供らの声
あの頃の風景はもうなくなって 戸惑う暇なく日々は続いて
「もう、いいか」「いやいや、まだだ」繰り返し何とか生きて今年も暮れる
もうちょっともうちょっとって言いながら気付けば生きて気付けば幸せ
もう少し短歌作りを頑張って少しでも良い歌を詠みたい
もう酒はやめると決めたあの日からあたまのうしろにこわいひとがいる
もう一首作ってみようと考えるこの一年を思い出しつつ
まだなのか四十路の冬はもうなのか問われて女のひとり鍋
懐かしい景色が胸をしめつける汽車はもうすぐ故郷の駅
タツノコが「もういいかい」って尋ねると「まあだだよ」ってウサギ答える
もう二度と恋などしないと誓った日に微笑まないで囁かないで
公園の改修が消す君の影もうあの頃は二度とない春
もうそんな 優しい瞳で この僕を 見ないでおくれ また惚れちまう
もう一度恋を繋ぎ止めたくてLINEをするも薄氷に落つ
もう君に逢えない事より君の事忘れられないのが辛い日々
もうという余韻と空白色艶のたまに怒りのまだを引き連れ
もう誰も姿を消した教室に差す夕暮れとともに佇む
大丈夫大丈夫だと言い聞かす もう不安には負けたくはない
あまい恋もうと拗ねては袖掴む山に初雪吊るし柿揉む