・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
シリウスの心臓明滅くり返し私を誘う宇宙《そら》の果て
明けましておめでとうまたよろしくと遅ればせつつ挨拶交わす
存在の証明を他者に求めてる自分の頬を殴り付けながら
高架上電車が走り風を切る明るい方へ未来を開けて
「明けましておめでとう」なんて起きてすぐ言う四歳の未来を祈る
明日には初日の出を見て餅食べて楽しい正月 悪夢よ覚めて
男は昨日に夢を見て女は明日に夢を見る永遠の謎
ラデツキー行進曲のない年は明けない白と赤の餅花
明けてから響く警告に身が竦んで画面を凝視する
年明けを知らないままの洗濯機昨日をまわすゴウンゴウンと
年明けて大行列の初詣 並ばず隅で幸せ祈る
元日に次々と来る親戚はみんな明るく声が大きい
四年ぶりに顔を合わせた妹と喋り通せば明けて元旦
「明けましておめでとう」スタンプと初日の出の画像ラインで届く
年明けに少し自分を甘やかす深夜に食べたアイスクリーム
ゆっくりと声思い出し年明けの思いがけない便り届きて
風狂う荒野の先に星一つ 明けゆく空に我を導き
めでたさに数えてひとつ歳をとり恋の夢明けひとり静かに
君の好きな歴史の話をしている時の君の顔が好きだから覚えた時代は明
おめでとうLINEで交わす友の居て今年も明るく生きて行けそう
科学者は自明であると言っているつまりバナナはおやつではない
明るさが目に眩しくて初日の出 後は普通の日々が始まる
仲直りしたい人がいて明けましておめでとうから始めるLINE
今日もまた生きているよと証明をしてくれている誰かの朝焼け
迷ったら心の声を聴いてみて 明日の自分が見えてくるかも
年が明け古女房と差し向かい気づけば今年サファイア婚だ
明けていく夜の隅っこで星たちが 太陽の香り纏い朝帰り
シリウスの心臓明滅くり返し私を誘う宇宙《そら》の果て
明けましておめでとうまたよろしくと遅ればせつつ挨拶交わす
存在の証明を他者に求めてる自分の頬を殴り付けながら
高架上電車が走り風を切る明るい方へ未来を開けて
「明けましておめでとう」なんて起きてすぐ言う四歳の未来を祈る
明日には初日の出を見て餅食べて楽しい正月 悪夢よ覚めて
男は昨日に夢を見て女は明日に夢を見る永遠の謎
ラデツキー行進曲のない年は明けない白と赤の餅花
明けてから響く警告に身が竦んで画面を凝視する
年明けを知らないままの洗濯機昨日をまわすゴウンゴウンと
年明けて大行列の初詣 並ばず隅で幸せ祈る
元日に次々と来る親戚はみんな明るく声が大きい
四年ぶりに顔を合わせた妹と喋り通せば明けて元旦
「明けましておめでとう」スタンプと初日の出の画像ラインで届く
年明けに少し自分を甘やかす深夜に食べたアイスクリーム
ゆっくりと声思い出し年明けの思いがけない便り届きて
風狂う荒野の先に星一つ
明けゆく空に我を導き
めでたさに数えてひとつ歳をとり恋の夢明けひとり静かに
君の好きな歴史の話をしている時の君の顔が好きだから覚えた時代は明
おめでとうLINEで交わす友の居て今年も明るく生きて行けそう
科学者は自明であると言っているつまりバナナはおやつではない
明るさが目に眩しくて初日の出 後は普通の日々が始まる
仲直りしたい人がいて明けましておめでとうから始めるLINE
今日もまた生きているよと証明をしてくれている誰かの朝焼け
迷ったら心の声を聴いてみて 明日の自分が見えてくるかも
年が明け古女房と差し向かい気づけば今年サファイア婚だ
明けていく夜の隅っこで星たちが
太陽の香り纏い朝帰り