・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
深海に棲むと言われし巨大魚の姿を一目拝んでみたい
深々と頭を下げしその人は 父の遺影をじっと見つめる
料理はね とても奥が 深いのよ まだわからんけど 毎日楽しむか
古井戸の深淵覗く三毛猫の目に映るのは無限の宇宙
深々と こころにもない お辞儀より 偽りのない 無邪気なこころ
ラジオから深夜放送流れると眠気吹っ飛び朝まで徹夜
小説か漫画だったか 深い森に比喩された目は心捕らえ
雑談で朴訥とした後輩の深さを目にし気を引き締める
子供らが横断歩道を渡り終え車に向きて深く礼する
芽が出てる!深めの皿に水満たしニンジンの端水栽培する
いつもより 赤い夕暮れ 意味深に 二人を染める 惑いの風に
霧深き都会を行けば街灯り濡れし多くの瞳に見ゆる
雪深き道を分け入り辿り着くぽつんと一軒家の祖母の家
人混みではぐれる度に会えぬ人我の行動深読みをして
溜め息を深く吐くのは 珈琲の香りで肺を満たしたいから
命日によみがえる声「元気か」と 深くうなずき仰ぐ空 水無月
深淵に棲む怪物と目が合った 私と同じ顔をしている
深海に棲むと言われし巨大魚の姿を一目拝んでみたい
深々と頭を下げしその人は
父の遺影をじっと見つめる
料理はね
とても奥が
深いのよ
まだわからんけど
毎日楽しむか
古井戸の深淵覗く三毛猫の目に映るのは無限の宇宙
深々と こころにもない お辞儀より
偽りのない 無邪気なこころ
ラジオから深夜放送流れると眠気吹っ飛び朝まで徹夜
小説か漫画だったか
深い森に比喩された目は心捕らえ
雑談で朴訥とした後輩の深さを目にし気を引き締める
子供らが横断歩道を渡り終え車に向きて深く礼する
芽が出てる!深めの皿に水満たしニンジンの端水栽培する
いつもより 赤い夕暮れ 意味深に 二人を染める 惑いの風に
霧深き都会を行けば街灯り濡れし多くの瞳に見ゆる
雪深き道を分け入り辿り着くぽつんと一軒家の祖母の家
人混みではぐれる度に会えぬ人我の行動深読みをして
溜め息を深く吐くのは
珈琲の香りで肺を満たしたいから
命日によみがえる声「元気か」と
深くうなずき仰ぐ空 水無月
深淵に棲む怪物と目が合った
私と同じ顔をしている