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城の周り乱立するや官公庁その景観にため息がでる
悪びれずいつもサラリと嘘つくねあなたに距離を感じてしまう
旅好きの夫のおかげ街探訪好みの違い知らぬを知れる
あの空の向こうに君はいるのかな 140kmの距離が切ない
許されぬ愛や絆を神聖視しすぎた私は今日も一人で
昼の世界と夜の世界は地続き別世界の話ではない
闘志とは転がっておりランニングシューズの隅に鉢の隙間に
鷺たちは慣れているよに餌を食む耕運機の音静かに響き
四、五台の停車しているその先にゆっくり横断する亀がいて
見通しが甘いとお叱り受けた日の野菜炒めは塩気が多い
田植え待つ稲の子たちがびっしりと田んぼの隅にかたまって居り
踏切の規則正しい音響き日常乗せた列車が通る
青々と茂る木の下母眠る嫁家の墓を拒否した母は
昔より 自由になった この時代 ならばと口に 出す自由詠み
新鮮で今生きている人達が見る番組をかけてと爺に
偽りの哀しき記憶懐かしみ彼方に飛び行く真の願い
ヘアオイル ウキウキとつけ登校す 何がなんでもモテたいか次男
草取りの腰を伸ばして息を吐く流れる汗が背中くすぐる
花たちは知らずにひっそり咲いている私の心癒やしたことも
白髪の二人は揃って若菜色シャツとブラウス荷物を抱えて
着物きるついでに撮りたき遺影をと 我の軽口 ざわつく家族
宝ものは いつもあなたの 中にある。 楽筆講座で 左手で書く
仕方なく朝が来たから仕方なく輝度だけ上げたような空色
勇敢なものを勇者と呼ぶのなら勇者だらけの新生児室
あじさいの花の一部になりたくて青色の傘差す雨の朝
紫の紫陽花に碧い額紫陽花 なぜに誇らしげ兄の庭に咲く
赤い百合眺めて後ろヤマカガシ毒あるからと 冷静なる友
助手席で話す駅までの五分間旅出るようで 晴れる月曜
言葉編み三十一文字に纏めあげ心の中身伝わる歌に
あとひとつもうひとつだけ気がつけば空のカントリーマアム(徳用)
城の周り乱立するや官公庁その景観にため息がでる
悪びれずいつもサラリと嘘つくねあなたに距離を感じてしまう
旅好きの夫のおかげ街探訪好みの違い知らぬを知れる
あの空の向こうに君はいるのかな 140kmの距離が切ない
許されぬ愛や絆を神聖視しすぎた私は今日も一人で
昼の世界と夜の世界は地続き別世界の話ではない
闘志とは転がっておりランニングシューズの隅に鉢の隙間に
鷺たちは慣れているよに餌を食む耕運機の音静かに響き
四、五台の停車しているその先にゆっくり横断する亀がいて
見通しが甘いとお叱り受けた日の野菜炒めは塩気が多い
田植え待つ稲の子たちがびっしりと田んぼの隅にかたまって居り
踏切の規則正しい音響き日常乗せた列車が通る
青々と茂る木の下母眠る嫁家の墓を拒否した母は
昔より 自由になった この時代
ならばと口に 出す自由詠み
新鮮で今生きている人達が見る番組をかけてと爺に
偽りの哀しき記憶懐かしみ彼方に飛び行く真の願い
ヘアオイル ウキウキとつけ登校す
何がなんでもモテたいか次男
草取りの腰を伸ばして息を吐く流れる汗が背中くすぐる
花たちは知らずにひっそり咲いている私の心癒やしたことも
白髪の二人は揃って若菜色シャツとブラウス荷物を抱えて
着物きるついでに撮りたき遺影をと
我の軽口 ざわつく家族
宝ものは
いつもあなたの
中にある。
楽筆講座で
左手で書く
仕方なく朝が来たから仕方なく輝度だけ上げたような空色
勇敢なものを勇者と呼ぶのなら勇者だらけの新生児室
あじさいの花の一部になりたくて青色の傘差す雨の朝
紫の紫陽花に碧い額紫陽花
なぜに誇らしげ兄の庭に咲く
赤い百合眺めて後ろヤマカガシ毒あるからと
冷静なる友
助手席で話す駅までの五分間旅出るようで 晴れる月曜
言葉編み三十一文字に纏めあげ心の中身伝わる歌に
あとひとつもうひとつだけ気がつけば空のカントリーマアム(徳用)