・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
走りきる ふたりで紡ぐ 軌道線 その後はきみの ひとり旅
若き頃 1人旅先 当てもなく ヒッチハイクに その日を委ね
コロナ禍に Googleマップで 旅をした あの時メモった 場所は行けずに
地図帳を指でなぞりてひとっ飛び旅を夢見たあの頃の我
旅先で撮った写真を見返して心はもいちど思い出の旅へ
旅に出てこころの季節入れ替えて歌ってやっとバランス取れる
伊勢の地は熊野路始まり幸せ見つけに歩いていく
やることも決めず飛び乗る旅の道 この身ひとつで楽しみたいの
水際に旅を忘れてミユビシギ波を追っては引く飽きもせず
早朝の空港ロビーで朝ごはん 飛行機くれば旅のはじまり
南から五千キロもの旅の末燕は駅の梁に落ち着く
旅したい昔のようにのんびりとたまに旅籠で羽目を外して
なんでかな こじれて終わった君なのに旅の途中のような気がして
「新宿ってどこ?」と問う孫ら「行こう」と 張り切る吾は都内の旅へ
旅に出たんだと思うわすっからかんよぐるり見たどこかの海に辿り着いたが
ひとり旅どんどん行ける友頼もし 吾一人ご飯深く寂しき
海原が 雨によどむ日 室内で 輝石が誓う 永遠(とわ)の旅立ち
迷い怪我したり伴侶と出逢ったり旅はかくにも恐ろし楽し
旅行けば解かれるだろうか 七時発いつもの座席で纏うしがらみは
梅雨に咲く水面の花があなたへと私の想いを旅立たせていく
気付かずに見過ごしている絶景を旅行雑誌が見上げてる窓
君と行く旅の予定を立てるのが今の僕には至極の時間
走りきる ふたりで紡ぐ 軌道線
その後はきみの ひとり旅
若き頃
1人旅先
当てもなく
ヒッチハイクに
その日を委ね
コロナ禍に
Googleマップで
旅をした
あの時メモった
場所は行けずに
地図帳を指でなぞりてひとっ飛び旅を夢見たあの頃の我
旅先で撮った写真を見返して心はもいちど思い出の旅へ
旅に出てこころの季節入れ替えて歌ってやっとバランス取れる
伊勢の地は熊野路始まり幸せ見つけに歩いていく
やることも決めず飛び乗る旅の道
この身ひとつで楽しみたいの
水際に旅を忘れてミユビシギ波を追っては引く飽きもせず
早朝の空港ロビーで朝ごはん
飛行機くれば旅のはじまり
南から五千キロもの旅の末燕は駅の梁に落ち着く
旅したい昔のようにのんびりとたまに旅籠で羽目を外して
なんでかな こじれて終わった君なのに旅の途中のような気がして
「新宿ってどこ?」と問う孫ら「行こう」と
張り切る吾は都内の旅へ
旅に出たんだと思うわすっからかんよぐるり見たどこかの海に辿り着いたが
ひとり旅どんどん行ける友頼もし
吾一人ご飯深く寂しき
海原が 雨によどむ日 室内で
輝石が誓う 永遠(とわ)の旅立ち
迷い怪我したり伴侶と出逢ったり旅はかくにも恐ろし楽し
旅行けば解かれるだろうか 七時発いつもの座席で纏うしがらみは
梅雨に咲く水面の花があなたへと私の想いを旅立たせていく
気付かずに見過ごしている絶景を旅行雑誌が見上げてる窓
君と行く旅の予定を立てるのが今の僕には至極の時間