・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
神様を両手で抱えにゃあという声が聞こえる眠い十六夜
「恐歌」
背後から 抱き締められた 午前2時 振り向きたくない 振り向くもんか
「艶歌」
抱き締めた 肌の温もり 絡む四肢 重ねたクチビル 夢では無いと
抱っこされ 育った我が 寝たきりの 母を抱きて 粥を一口
爪切りが苦手な 愛猫 頑張ったね ごめんねと 優しく抱擁する
お互いの 心拍数が混ざる頃 左の早い 方のがあたし
野花抱く彼岸静かに野仏の終の棲家か四季の寝床か
抱き上げた重みは腕に残るのに我に向けてた笑顔盗まれ
さまざまな想い抱いた夏は過ぎ二人の距離を探す秋の日
手にスマホ あぐらの上に 愛猫が乗り ぬくぬくと 心も膝も
寝るまえに 3つの推しの ぬいぐるみ まとめてだっこ それがルーティン
抱えこみ 溜めたストレス 発散す 語らい笑い ありがとね友
婆さんが抱えてみたらその中から鼓動がひびく大きな桃だ
まだ固き乳房を抱かれ初恋のおさげを解いた遠き宴
ひと夏に引導渡せぬ虫の声風情を抱けどちと暑苦し
冷や飯を食らえば過去の水茶漬け思い出抱けば明日を生きられる
恋心い抱けば秋のもの悲しくちびる噛めば畔の曼殊沙華
大勢の拙い夢を抱きつつ夜はあまねく薄く光りぬ
若き日は夢心地かな淡々とシャボンのごとき憧れ抱く
愛猫を 抱きかかえ ブラシを片手に 毛玉を防ぐための お手入れ
昔にも未来にも手は届かない今抱き締めて温もり貰う
巣の中で抱卵している親鳥の温み幽かに秋の夕暮れ
ぬいぐるみ抱いて眠った幼子の柔き頬っぺに癒されており
抱き合っていても孤独は深まれる渡る橋無き隣り合う島
腹抱え相好崩して涙して単純な人と評に腹立ち
抱っこする形にわたしがなるときにわたしを乗りこなしている吾子
介護の問題は抱え込まないで家族神話に縛られないで
愛しき君と熱き抱擁交わしたい涼し風吹く月射す丘で
恋人にいかないでと抱きつかれまだ去ることができずにいる夏
しっかりと花束抱いてころんだ息子守りし 花は祖母の祝いに
スリーパーホールドだよね抱擁と多分違うと前言ったよね
「ねこ」という名のきまぐれな抱き枕 それか私が抱かれてる側…?
幼虫を二匹もらいたり不気味なれど蝶舞う 望み抱く孫と吾は
忘れじの路を歩けば風が哭く月を抱いて君想う夜
花は散り 番井(つがい)の鳥は 翔び発ちて キミへの想い 抱いて歩む
ちょっと強引ですが、流水さんの歌の「風・月」に「花・鳥」を掛けてみました。
お粗末f(^^;)
流石です。返歌を詠んでいただくと、新しい自分に会えそうな気がします。 ありがとうございます。
君の事抱き締めたくてにゃーにゃーと脇目も振らず叫んでいるよ
ひとり好き独りは嫌で抱き寄せた膝の凸凹こころの形
エアコンの冷たい風に抱かれ窓のそと 秋風訪れを待つ
白菜で抱きしめ方を練習しポンポンあやす 赤子のように
それぞれの想いを抱いて中秋の月を見上げつ肩を寄せ合う
腹抱えプロレス中継笑う父 昭和が灯(とも)る茶の間あたたか
抱く夢大き過ぎても構わない叶えるための努力が大事
夢と現、見分けつかぬ間に抱く枕。 怖い夢見た子どものよう
抱き枕、洗濯されて干されてる。 汗にまみれて、涙ぽろり。
神様を両手で抱えにゃあという声が聞こえる眠い十六夜
「恐歌」
背後から
抱き締められた
午前2時
振り向きたくない
振り向くもんか
「艶歌」
抱き締めた
肌の温もり
絡む四肢
重ねたクチビル
夢では無いと
抱っこされ
育った我が
寝たきりの
母を抱きて
粥を一口
爪切りが苦手な 愛猫 頑張ったね ごめんねと 優しく抱擁する
お互いの 心拍数が混ざる頃
左の早い 方のがあたし
野花抱く彼岸静かに野仏の終の棲家か四季の寝床か
抱き上げた重みは腕に残るのに我に向けてた笑顔盗まれ
さまざまな想い抱いた夏は過ぎ二人の距離を探す秋の日
手にスマホ あぐらの上に 愛猫が乗り ぬくぬくと 心も膝も
寝るまえに 3つの推しの ぬいぐるみ まとめてだっこ それがルーティン
抱えこみ
溜めたストレス
発散す
語らい笑い
ありがとね友
婆さんが抱えてみたらその中から鼓動がひびく大きな桃だ
まだ固き乳房を抱かれ初恋のおさげを解いた遠き宴
ひと夏に引導渡せぬ虫の声風情を抱けどちと暑苦し
冷や飯を食らえば過去の水茶漬け思い出抱けば明日を生きられる
恋心い抱けば秋のもの悲しくちびる噛めば畔の曼殊沙華
大勢の拙い夢を抱きつつ夜はあまねく薄く光りぬ
若き日は夢心地かな淡々とシャボンのごとき憧れ抱く
愛猫を 抱きかかえ ブラシを片手に 毛玉を防ぐための お手入れ
昔にも未来にも手は届かない今抱き締めて温もり貰う
巣の中で抱卵している親鳥の温み幽かに秋の夕暮れ
ぬいぐるみ抱いて眠った幼子の柔き頬っぺに癒されており
抱き合っていても孤独は深まれる渡る橋無き隣り合う島
腹抱え相好崩して涙して単純な人と評に腹立ち
抱っこする形にわたしがなるときにわたしを乗りこなしている吾子
介護の問題は抱え込まないで家族神話に縛られないで
愛しき君と熱き抱擁交わしたい涼し風吹く月射す丘で
恋人にいかないでと抱きつかれまだ去ることができずにいる夏
しっかりと花束抱いてころんだ息子守りし
花は祖母の祝いに
スリーパーホールドだよね抱擁と多分違うと前言ったよね
「ねこ」という名のきまぐれな抱き枕
それか私が抱かれてる側…?
幼虫を二匹もらいたり不気味なれど蝶舞う
望み抱く孫と吾は
忘れじの路を歩けば風が哭く月を抱いて君想う夜
花は散り
番井(つがい)の鳥は
翔び発ちて
キミへの想い
抱いて歩む
ちょっと強引ですが、流水さんの歌の「風・月」に「花・鳥」を掛けてみました。
お粗末f(^^;)
流石です。返歌を詠んでいただくと、新しい自分に会えそうな気がします。
ありがとうございます。
君の事抱き締めたくてにゃーにゃーと脇目も振らず叫んでいるよ
ひとり好き独りは嫌で抱き寄せた膝の凸凹こころの形
エアコンの冷たい風に抱かれ窓のそと
秋風訪れを待つ
白菜で抱きしめ方を練習しポンポンあやす
赤子のように
それぞれの想いを抱いて中秋の月を見上げつ肩を寄せ合う
腹抱えプロレス中継笑う父
昭和が灯(とも)る茶の間あたたか
抱く夢大き過ぎても構わない叶えるための努力が大事
夢と現、見分けつかぬ間に抱く枕。
怖い夢見た子どものよう
抱き枕、洗濯されて干されてる。
汗にまみれて、涙ぽろり。