・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
あの空にふわりと浮かぶ白い雲きっとあの子も見ているだろう
故郷を遠くで思おうとしても地元は都会近所眺める
店先の長蛇の列に仰天す 遠路はるばる美味求めても
遠近法かと思われた背丈差が 会うたび縮まる時の速さよ
遠ざかる君の背中に幸あれと願う我にも幸あれと願う
遠回りして自席に着く昼休み噂話の花咲く道避け
遠距離を楽しみすぎてはめはずし見せてしまったいつわりの恋
遠方の友からの文待ち侘びて 覗くポストに心はやり
遠足より遠くまで タイヤふたつでひみつ道具
一人暮らしの母病気だと実家さらに遠く感じる
ボール外(そ)れ 草かき分けて野球帽 汗引く空に遠雷焦る
語り部と いろり囲んで どんとはれ 夜半の厠 おののく遠野
いまきみが 遠くの雲を 指さして お腹空いたと 言って笑うの
沈む日の早きをおもうこの夕べ暑さの記憶はすでに遠のき
遠くから吹き抜けて来て秋風は枯葉とくるくる戯れにけり
深まらぬ君と僕との関係は夕日を映す遠浅の海
遠い日にアウトレットでお買い物 おしゃれな彼女 訃報届きて
行く当てのないため息を受け止めて遠くで歌う海鳥の群れ
遠足の河原の芒眩しくてむすびの梅の塩気が沁みる
【返歌】遠足の日に雨が降りゆううつな気分で登校する水曜日 自然の中で食べるおむすびは美味しいですよね(^^) 私事ですが、小4のとき楽しみにしていたみかん狩りが雨天で延期になり、その日は普通の登校日となりました。その落胆した当時の気持ちを歌にしてみました お粗末さまです
岡正様、返歌ありがとうございます。 懐かしの幼き頃を思い出す歌の世界の懐深し お粗末さまです。
こちらこそ、心の温まる返歌をありがとうございます。 歌を詠むたび遠い過去振り返り 忘れかけていた良き思い出も お粗末さまです
遠くから 見ているだけで満たされた 花火大会 君と手をつなぎ
枯葉落ち 遠くに見えた教会の 鐘の音告げる冬のはじまり
行く雲の流れに君を想う時 遠い記憶は手のひらに在り
メキシコは遠い国だな行けないな 二度と会えない第二の故郷
ゆっくりと遠回りする帰り道 落ち葉踏みしめ秋の音聞く
捨てられたプラスチックは遠くまで流れウミガメの命を奪う
命には限りあるからこそ人の想いは受け継がれる永遠に
目を閉じて望遠鏡を覗いても何も見えない星も未来も
遠からず近からずでも離さないあなただけはとどう転んでも
あの空にふわりと浮かぶ白い雲きっとあの子も見ているだろう
故郷を遠くで思おうとしても地元は都会近所眺める
店先の長蛇の列に仰天す
遠路はるばる美味求めても
遠近法かと思われた背丈差が
会うたび縮まる時の速さよ
遠ざかる君の背中に幸あれと願う我にも幸あれと願う
遠回りして自席に着く昼休み噂話の花咲く道避け
遠距離を楽しみすぎてはめはずし見せてしまったいつわりの恋
遠方の友からの文待ち侘びて
覗くポストに心はやり
遠足より遠くまで タイヤふたつでひみつ道具
一人暮らしの母病気だと実家さらに遠く感じる
ボール外(そ)れ 草かき分けて野球帽
汗引く空に遠雷焦る
語り部と いろり囲んで どんとはれ
夜半の厠 おののく遠野
いまきみが 遠くの雲を 指さして
お腹空いたと 言って笑うの
沈む日の早きをおもうこの夕べ暑さの記憶はすでに遠のき
遠くから吹き抜けて来て秋風は枯葉とくるくる戯れにけり
深まらぬ君と僕との関係は夕日を映す遠浅の海
遠い日にアウトレットでお買い物
おしゃれな彼女 訃報届きて
行く当てのないため息を受け止めて遠くで歌う海鳥の群れ
遠足の河原の芒眩しくてむすびの梅の塩気が沁みる
【返歌】遠足の日に雨が降りゆううつな気分で登校する水曜日
自然の中で食べるおむすびは美味しいですよね(^^)
私事ですが、小4のとき楽しみにしていたみかん狩りが雨天で延期になり、その日は普通の登校日となりました。その落胆した当時の気持ちを歌にしてみました
お粗末さまです
岡正様、返歌ありがとうございます。
懐かしの幼き頃を思い出す歌の世界の懐深し
お粗末さまです。
こちらこそ、心の温まる返歌をありがとうございます。
歌を詠むたび遠い過去振り返り 忘れかけていた良き思い出も
お粗末さまです
遠くから 見ているだけで満たされた 花火大会
君と手をつなぎ
枯葉落ち 遠くに見えた教会の 鐘の音告げる冬のはじまり
行く雲の流れに君を想う時 遠い記憶は手のひらに在り
メキシコは遠い国だな行けないな
二度と会えない第二の故郷
ゆっくりと遠回りする帰り道 落ち葉踏みしめ秋の音聞く
捨てられたプラスチックは遠くまで流れウミガメの命を奪う
命には限りあるからこそ人の想いは受け継がれる永遠に
目を閉じて望遠鏡を覗いても何も見えない星も未来も
遠からず近からずでも離さないあなただけはとどう転んでも