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朝シフト アクビ堪えて ふと見れば 向かいのホームで アクビするキミ
満月の 香り穏やか キミ想い 夢に微睡み 朝鳥が舞う
伸びをして 虚ろな視界で 横を見る そこにはもう 温もりの無い朝
隣人のいびきで起こされ午前四時きれいな星空拝めて許す
ふと覚めて静まる部屋の朝ぼらけ 薄墨の君 寝息愛しも
休日も早朝目覚め歩くとす 陽と月見比べ引き締まる風
ぴりっとすとんとん踊り場頬に風 今朝の日の出も神々しくて
目覚めると出汁の香充ちてお正月 化粧の母は餅の数問う
東へと飛ぶ飛行機はゆっくりと吾の視線を朝まで運ぶ
晴れた空 澄んだ空気に 纏われて 今日もわたしは 歌を詠みます
白い息吐いて足跡つけてゆく朝の雪道ひとり占めして
朝の日は雪にまばゆく反射して良きことあれよ今日を始める
もがきつつ生き抜いている喜びが突き上げて来て今日の朝焼け
その朝はあっさりとやってきた大切な君との別れは
晴れてても曇っていても嵐でも どんな君にも朝は来るから
朝日差し空がうっすら白む頃 月はひっそり姿くらまし
未明より山に登りて朝日待つ漸く昇れば雲に邪魔され
登校前「うさぎまだいる」と空仰ぐ 眠れないのか朝の白い月
白波の光かがやく朝の海 昨日の憂さは波に洗われ
明けの空 舞台の幕が上がるよに眩しさ広がり朝は始める
雪道に子らが付けたる足跡を踏みつつ歩く冬晴の朝
夜勤明け 労うか如 コバルトに 染めたる朝の ブルーモーメント
ベーコンの匂いに覚醒促され 二度寝に勝る休日の朝
夜明け前朝刊載せたバイク音窓のガラスに凍りついてく
眠らずに迎えた朝は薄曇り雲間の光に両手を伸ばす
ピーピーと枝から枝へ急いでる朝から恋人 追いかける如く
恋騒ぐ夢路の果ての濡れ枕手櫛悲しや朝ぞ虚しく
朝起きて同じ番組のテレビを隣の部屋で見る父と息子
薄くなった星と月 あの時見た昇る朝日は 世界で一番美しい
夕日もだけど 朝日に向かって 無我夢中 そんな大人に 俺はなる
朝シフト
アクビ堪えて
ふと見れば
向かいのホームで
アクビするキミ
満月の
香り穏やか
キミ想い
夢に微睡み
朝鳥が舞う
伸びをして
虚ろな視界で
横を見る
そこにはもう
温もりの無い朝
隣人のいびきで起こされ午前四時きれいな星空拝めて許す
ふと覚めて静まる部屋の朝ぼらけ
薄墨の君 寝息愛しも
休日も早朝目覚め歩くとす
陽と月見比べ引き締まる風
ぴりっとすとんとん踊り場頬に風
今朝の日の出も神々しくて
目覚めると出汁の香充ちてお正月
化粧の母は餅の数問う
東へと飛ぶ飛行機はゆっくりと吾の視線を朝まで運ぶ
晴れた空 澄んだ空気に 纏われて
今日もわたしは 歌を詠みます
白い息吐いて足跡つけてゆく朝の雪道ひとり占めして
朝の日は雪にまばゆく反射して良きことあれよ今日を始める
もがきつつ生き抜いている喜びが突き上げて来て今日の朝焼け
その朝はあっさりとやってきた大切な君との別れは
晴れてても曇っていても嵐でも
どんな君にも朝は来るから
朝日差し空がうっすら白む頃
月はひっそり姿くらまし
未明より山に登りて朝日待つ漸く昇れば雲に邪魔され
登校前「うさぎまだいる」と空仰ぐ
眠れないのか朝の白い月
白波の光かがやく朝の海 昨日の憂さは波に洗われ
明けの空 舞台の幕が上がるよに眩しさ広がり朝は始める
雪道に子らが付けたる足跡を踏みつつ歩く冬晴の朝
夜勤明け 労うか如 コバルトに 染めたる朝の ブルーモーメント
ベーコンの匂いに覚醒促され 二度寝に勝る休日の朝
夜明け前朝刊載せたバイク音窓のガラスに凍りついてく
眠らずに迎えた朝は薄曇り雲間の光に両手を伸ばす
ピーピーと枝から枝へ急いでる朝から恋人
追いかける如く
恋騒ぐ夢路の果ての濡れ枕手櫛悲しや朝ぞ虚しく
朝起きて同じ番組のテレビを隣の部屋で見る父と息子
薄くなった星と月 あの時見た昇る朝日は 世界で一番美しい
夕日もだけど 朝日に向かって 無我夢中 そんな大人に 俺はなる