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歩兵をいとつ 歩みを進め また取られ 捨て駒なのは わたしなのかと
「また歩きはじめりゃいいじゃん」なんてさらりと言ってくれるな
介護施設の入居者の歩んだ人生家族の事情
少しずつ二人の歩幅ずれてゆき今は大河のこちらと向こう
二歩三歩道を外した十五歳孤独を知って詩歌の虜
直立歩行上手にできて人間に進化するらし また寝て過ごす
仏壇と共に引っ越す家じまい 終活進め身軽に歩む
双六はサイコロの目に踊らされ 行きつ戻りつ人生の縮図
花嫁はバージンロードを真っ直ぐに 彼のもとへと一歩踏み出す
秋の日は早々暮れて足早に歩けど着けばすでに暗闇
時代には少し遅れて歩こうか一歩一歩を踏みしめるべし
長袖で歩いて心地のいい日和夏の帽子を洗ってしまう
誰よりもドジでのろまなカメだけどまっすぐ歩いてみせるこの道
散歩中野鳥の囀りピーピーピー 名前知りたく姿想像し
遠くても焦らずしっかり歩を進め いつか必ず金と成るのだ
ゆっくりと父の歩幅で陽だまりへ秋風を背に遠回りをして
足並みを揃えて歩くのは苦手それでも何とか生きて来ました
前歩く 歩幅の違う君の背に 追いつくように息はずませて
ちょこちょこと半歩後ろをついてくる小さき吾子に風は優しく
一歩ずつオニの背中へ近づいて「だるまさんがころんだ!」で止まって
迷い恋一手歩を打ちト金とし君の心に一途の王手
再会に今までの歩み語り合い お互い褒める変わらぬ体型
早朝商店街散歩する肉屋に品物搬入中
1歩づつ踏みしめる度助かったその思いしか今は起きない
外へ出て3歩進んでもう帰る 犬の気の向くままにお散歩
杖をつき麻痺で上がらぬ右足を 一歩ずつ前へゆっくりと祖父
歩兵をいとつ 歩みを進め また取られ
捨て駒なのは わたしなのかと
「また歩きはじめりゃいいじゃん」なんてさらりと言ってくれるな
介護施設の入居者の歩んだ人生家族の事情
少しずつ二人の歩幅ずれてゆき今は大河のこちらと向こう
二歩三歩道を外した十五歳孤独を知って詩歌の虜
直立歩行上手にできて人間に進化するらし また寝て過ごす
仏壇と共に引っ越す家じまい
終活進め身軽に歩む
双六はサイコロの目に踊らされ
行きつ戻りつ人生の縮図
花嫁はバージンロードを真っ直ぐに
彼のもとへと一歩踏み出す
秋の日は早々暮れて足早に歩けど着けばすでに暗闇
時代には少し遅れて歩こうか一歩一歩を踏みしめるべし
長袖で歩いて心地のいい日和夏の帽子を洗ってしまう
誰よりもドジでのろまなカメだけどまっすぐ歩いてみせるこの道
散歩中野鳥の囀りピーピーピー
名前知りたく姿想像し
遠くても焦らずしっかり歩を進め
いつか必ず金と成るのだ
ゆっくりと父の歩幅で陽だまりへ秋風を背に遠回りをして
足並みを揃えて歩くのは苦手それでも何とか生きて来ました
前歩く 歩幅の違う君の背に 追いつくように息はずませて
ちょこちょこと半歩後ろをついてくる小さき吾子に風は優しく
一歩ずつオニの背中へ近づいて「だるまさんがころんだ!」で止まって
迷い恋一手歩を打ちト金とし君の心に一途の王手
再会に今までの歩み語り合い
お互い褒める変わらぬ体型
早朝商店街散歩する肉屋に品物搬入中
1歩づつ踏みしめる度助かったその思いしか今は起きない
外へ出て3歩進んでもう帰る 犬の気の向くままにお散歩
杖をつき麻痺で上がらぬ右足を 一歩ずつ前へゆっくりと祖父