・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
戻るから 記してももう 戻れない 姥捨て母と その子の世話と
うたかたの、夢なりしか 日記帳 夫旅立ちて、何も残らず
遠い日に我を偲ぶる人に寄せ 何を記そう 何処に遺そう
グラスから流れて溜まる水滴で言葉記すも書ききれなくて
記憶にも記録も残らぬ恋をして大事な青春だって馬鹿だね
別れ来て記念のように夕焼けが冬の窓辺を赤く染めゆく
冬の夜の記憶の底の暗闇にひらりひらりと落ちてゆく雪
幻想的、且つ、鋭さのある、素晴らしい作品ですね、貴方の作品に、共した素晴らしさですね
過分なるお言葉ありがとうございます。励みになります。日記帳破って捨てたページあり去年の寒き冬の日のこと
良い事だけを書くもう一つの日記帳心が潤うように
何気なく 思いついても 残らない 記憶だから メモを取った
友が逝き再会の場所ファミレスじゃなくて 記帳する手が震えて止まず
ヒッヒッと鳴く鳥なんとジョウビタキ 初めて知ってノートに記す
筆記具もあまり必要なくなりぬ指先だけでポチポチすれば
描いた日に想いは飛んだクレパスの実家じまいで出てきた絵日記
地図の中見つけてペンで印つけ 君の家の地図記号はハート
母が父の遺した手帳記された旅を思い出すかのように読む
「さん」づけで呼んでいたよね君のこと 古い日記に二人見つけて
日記すら書くこと出来ない辛い夜は アルバムめくり寂しさ埋める
義母の字でメモ帳に記されている 煮物の味を未だに出せず
銀杏の葉切符代わりに二枚持ち記憶の中の君と旅立つ
鉛筆を握って一字また一字オモニは記す昭和の日々を
温かいおでんを作る父の味 記憶をたどり 煮込み湯気嗅ぐ
日記帳 拙歌を詠んで 空白を 埋める日常 春待の月
テスト時間 名前を記入し 「100点でありますように」と 願いながら席を立つ
戻るから 記してももう 戻れない 姥捨て母と その子の世話と
うたかたの、夢なりしか 日記帳
夫旅立ちて、何も残らず
遠い日に我を偲ぶる人に寄せ 何を記そう 何処に遺そう
グラスから流れて溜まる水滴で言葉記すも書ききれなくて
記憶にも記録も残らぬ恋をして大事な青春だって馬鹿だね
別れ来て記念のように夕焼けが冬の窓辺を赤く染めゆく
冬の夜の記憶の底の暗闇にひらりひらりと落ちてゆく雪
幻想的、且つ、鋭さのある、素晴らしい作品ですね、貴方の作品に、共した素晴らしさですね
過分なるお言葉ありがとうございます。励みになります。日記帳破って捨てたページあり去年の寒き冬の日のこと
良い事だけを書くもう一つの日記帳心が潤うように
何気なく 思いついても 残らない
記憶だから メモを取った
友が逝き再会の場所ファミレスじゃなくて
記帳する手が震えて止まず
ヒッヒッと鳴く鳥なんとジョウビタキ
初めて知ってノートに記す
筆記具もあまり必要なくなりぬ指先だけでポチポチすれば
描いた日に想いは飛んだクレパスの実家じまいで出てきた絵日記
地図の中見つけてペンで印つけ 君の家の地図記号はハート
母が父の遺した手帳記された旅を思い出すかのように読む
「さん」づけで呼んでいたよね君のこと 古い日記に二人見つけて
日記すら書くこと出来ない辛い夜は アルバムめくり寂しさ埋める
義母の字でメモ帳に記されている 煮物の味を未だに出せず
銀杏の葉切符代わりに二枚持ち記憶の中の君と旅立つ
鉛筆を握って一字また一字オモニは記す昭和の日々を
温かいおでんを作る父の味 記憶をたどり
煮込み湯気嗅ぐ
日記帳 拙歌を詠んで 空白を 埋める日常 春待の月
テスト時間 名前を記入し 「100点でありますように」と 願いながら席を立つ