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陽だまりの未熟の冬のソナチネか肌刺す風にも秋のアンソロジー
「未」と書いて「ひつじ」と読んでもよいのなら 「未来」と書いて「あなた」と読みたい
世界史があるのなら世界未来もあるねと高校2年の君
神様がもしもいるなら教えてよ愛猫ミーコと私の未来
未完成 ちょっと響きが かわいくて こたつの上の みかんを食べた
しんしんと分け隔てなくしんしんと未明の雪は街に降り積む
深海に未知の生物いるだろう私の知らない私のような
未完成 宿題抱え 泣いた日に 今となっては 昔になった
クリスマス近づく度に胸チクリ 未だ燻る小さな未練
不可解な未解決事件起こり田舎の町は疑心暗鬼に
季(とき)知らず 青き実成りて熟れもせず 吾のごとく見ゆ 「未」のまま ずっと
未提出で怒られた進路希望書は 大人になっても未提出のまま
末脚を頼んで買った馬券だがハロンに見せた未完の大器
夕方の商店街クリスマス音楽流れ年末感ず
人は皆 限りある時を 生きながら 未来を探す 旅を続ける
若きより自分勝手に思ってた未完の大器は未だに未完
さよならの言葉聞くのはつらいから 最後のライン未読のままで
粉雪に二人の息は凍えても 手は離さずに未来を 探す
珍しく夫の陰口いい始め気付いて舌出す 明るき未亡人
未完のまま置かれたパズルのプリンセス 片付け迷う浮かぶ孫の顔
未来には選択肢があるけど過去は選び直せないから前を向く
セーターもダウンも着ずに町をゆく冬未満のまま師走の三日
目を閉じて羊を数え眠ってね 未年(ひつじどし)の母に語る夜
年末の紅白は どっちが勝つのか 予想する 12月の下旬ごろ
陽だまりの未熟の冬のソナチネか肌刺す風にも秋のアンソロジー
「未」と書いて「ひつじ」と読んでもよいのなら
「未来」と書いて「あなた」と読みたい
世界史があるのなら世界未来もあるねと高校2年の君
神様がもしもいるなら教えてよ愛猫ミーコと私の未来
未完成 ちょっと響きが かわいくて
こたつの上の みかんを食べた
しんしんと分け隔てなくしんしんと未明の雪は街に降り積む
深海に未知の生物いるだろう私の知らない私のような
未完成 宿題抱え 泣いた日に 今となっては 昔になった
クリスマス近づく度に胸チクリ
未だ燻る小さな未練
不可解な未解決事件起こり田舎の町は疑心暗鬼に
季(とき)知らず 青き実成りて熟れもせず 吾のごとく見ゆ 「未」のまま ずっと
未提出で怒られた進路希望書は
大人になっても未提出のまま
末脚を頼んで買った馬券だがハロンに見せた未完の大器
夕方の商店街クリスマス音楽流れ年末感ず
人は皆 限りある時を 生きながら 未来を探す 旅を続ける
若きより自分勝手に思ってた未完の大器は未だに未完
さよならの言葉聞くのはつらいから 最後のライン未読のままで
粉雪に二人の息は凍えても 手は離さずに未来を
探す
珍しく夫の陰口いい始め気付いて舌出す
明るき未亡人
未完のまま置かれたパズルのプリンセス
片付け迷う浮かぶ孫の顔
未来には選択肢があるけど過去は選び直せないから前を向く
セーターもダウンも着ずに町をゆく冬未満のまま師走の三日
目を閉じて羊を数え眠ってね
未年(ひつじどし)の母に語る夜
年末の紅白は どっちが勝つのか 予想する 12月の下旬ごろ