・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
静寂と 威厳と畏怖が 混じり合う 熊野古道の 風は優しく
何気なく 古民家カフェとか 巡りつつ 現実逃避に 溺れる休日
古も 嫌った兄を 信じては 今もズルさで ブログでディスる
古を生きたる人も 我も又 船人も又 影と過ぎ行く
古を生きたる人も 我も又 船人も 又 影と過ぎ行く
古典落語幾たび聞けど楽しくて同じところでそのたび笑う
古の 思いにふっと 駆り立てて 砂でつくった あの日の古城
父遺す古いレコード父の好きな曲に耳を傾ける母
故郷を古里と書く夢ひと夜柱の傷の甘き感傷
忙しく過ぎゆく師走冷蔵庫 扉開けば古びたきゅうり
和箪笥の着物の中に遺された古い手帳に義母の面影
古い日記褪せたページの青インク 過去の記憶と文字が滲む
古き良き 時代に在りし 両親と 祖父母そろって 囲む食卓
古い写真の中の私と貴方二人ずっと一緒だね
江戸前寿司時を知らせる古時計時間ゆっくり流れる店内
古ぼけたレコード見つけて納屋の中手に取り唄う昭和歌謡よ
古井戸の深さも知らぬ暗闇を探るがごとく雪が落ちゆく
古い写真整理しようと覚悟決め 一枚目からもう手が止まる
窓明かり古道具屋の片隅の硝子のランプそっと手に取る
古傷をやさしく癒す言葉あり「いたいのいたいの とおくの山に…」
小春日に古いレコード聴いてみる なめらかな音 まどろみに憩(いこ)う
わが街の古書店BOOK・OFFのみで只同然の買い取り価格
古都の冬 歴史の足跡満喫し 新しき友と湯豆腐 つつく
母が着る父のお古のセーターは少し大きく心も包み
ビデオには 幼き我と 亡き祖父も 粗い映像に 古き思い出
父と母 若かりし頃 向かい合い 古い写真の中で 笑いあって
落ち着いた古民家カフェがオープンし 友との集いに我活性化す
べからずの貼り紙多き古書店の五冊積まれた「いじわるばあさん」
実家では時間が凍る戦前の古新聞が眠る押入れ
古のあなたも見たか?この月を 待受にする令和の私
幼稚園の頃の思い出 アルバム見ながら 古い記憶が蘇る
古(いにしえ)の都さんさく花霞 栄華を偲び思い巡らふ
静寂と
威厳と畏怖が
混じり合う
熊野古道の
風は優しく
何気なく
古民家カフェとか
巡りつつ
現実逃避に
溺れる休日
古も 嫌った兄を 信じては 今もズルさで ブログでディスる
古を生きたる人も 我も又 船人も又
影と過ぎ行く
古を生きたる人も 我も又 船人も 又 影と過ぎ行く
古典落語幾たび聞けど楽しくて同じところでそのたび笑う
古の 思いにふっと 駆り立てて
砂でつくった あの日の古城
父遺す古いレコード父の好きな曲に耳を傾ける母
故郷を古里と書く夢ひと夜柱の傷の甘き感傷
忙しく過ぎゆく師走冷蔵庫
扉開けば古びたきゅうり
和箪笥の着物の中に遺された古い手帳に義母の面影
古い日記褪せたページの青インク
過去の記憶と文字が滲む
古き良き 時代に在りし 両親と 祖父母そろって 囲む食卓
古い写真の中の私と貴方二人ずっと一緒だね
江戸前寿司時を知らせる古時計時間ゆっくり流れる店内
古ぼけたレコード見つけて納屋の中手に取り唄う昭和歌謡よ
古井戸の深さも知らぬ暗闇を探るがごとく雪が落ちゆく
古い写真整理しようと覚悟決め
一枚目からもう手が止まる
窓明かり古道具屋の片隅の硝子のランプそっと手に取る
古傷をやさしく癒す言葉あり「いたいのいたいの とおくの山に…」
小春日に古いレコード聴いてみる なめらかな音
まどろみに憩(いこ)う
わが街の古書店BOOK・OFFのみで只同然の買い取り価格
古都の冬 歴史の足跡満喫し 新しき友と湯豆腐
つつく
母が着る父のお古のセーターは少し大きく心も包み
ビデオには 幼き我と 亡き祖父も 粗い映像に 古き思い出
父と母 若かりし頃 向かい合い 古い写真の中で 笑いあって
落ち着いた古民家カフェがオープンし 友との集いに我活性化す
べからずの貼り紙多き古書店の五冊積まれた「いじわるばあさん」
実家では時間が凍る戦前の古新聞が眠る押入れ
古のあなたも見たか?この月を
待受にする令和の私
幼稚園の頃の思い出 アルバム見ながら 古い記憶が蘇る
古(いにしえ)の都さんさく花霞 栄華を偲び思い巡らふ