・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
昼からの弱く降る雨駐車場はつか濡らして雪になる夕
雪見酒 雪戦会 共に見ず 正に温暖化の 結果なりしや
冬の宿夫婦でしっぽり雪見酒 想い出共に酌み交わす夜
しんしんと降り続く雪モノクロに 人も屋敷も庭も記憶も
雪の日に薄汚れた雪だるま目と口作って手袋はめて
菓子屋にてすっかり話込んだあとドアを開ければ雪舞っており
息弾み無心で投げ合う雪つぶて 零度の手のひら 芯で熱倦む
雪の上小鳥の細き足跡のごとき綴りの手紙読み居り
翌日の少し汚れた雪だるま 歓声途絶え静かに溶けゆく
雪の道ポツポツついた肉球の跡追いかけて駆け出す童女
真っ白な雪に染まってはじめからやり直したい事を思う日
手のひらに落ちては消える雪を見て赤い ホッペで目を丸くする
落ちてゆく 小さな雪の 結晶は 儚く消ゆる 不香(ふきょう)の花ぞ
毛に積もる 雪も気にせず 湯に浸かり 親子の猿は 心地よさ気に
凛と立つ雪の女王の白百合は気高い笑みで視線を奪う
改札で待つ人に散る粉雪が震えてみえてカラダがココロが
ゆったりと花の下道ふたり連れ白髪を飾るうすべにの雪
津軽には七つの雪が降るという恋の心の情景のよう
さっきまで無かったはずの雪だるまタヌキのような尻尾を持てり
悲しかな 最期の別れは 突然に 目下の液は 雪のせいだと
母は言う「雪国には戻れない」と 関東に少しいて天に召されし
恋雪(こゆき)とうスナックのママどんな人想い描けど行くことはなく
赤い目でそっと寄り添う雪うさぎ溶けて消えゆく春までの恋
背丈より積もった雪に転げては跡を作って 笑う写真有り
名ばかりの初雪の夜に遮断機の音が乾いた道に溶けゆく
大雪とテレビが告げし東京は6センチでみなペンギンとなる
咲きほこる 冬枯れの木に 雪の花 寒さ忘れて しばし眺むる
1月の冬の公園 手を差し伸べてみれば ほろほろ粉雪手のひらに乗る
初雪に思わず筆を執りました可笑しいですか可笑しいですね
昼からの弱く降る雨駐車場はつか濡らして雪になる夕
雪見酒 雪戦会 共に見ず 正に温暖化の
結果なりしや
冬の宿夫婦でしっぽり雪見酒
想い出共に酌み交わす夜
しんしんと降り続く雪モノクロに
人も屋敷も庭も記憶も
雪の日に薄汚れた雪だるま目と口作って手袋はめて
菓子屋にてすっかり話込んだあとドアを開ければ雪舞っており
息弾み無心で投げ合う雪つぶて
零度の手のひら 芯で熱倦む
雪の上小鳥の細き足跡のごとき綴りの手紙読み居り
翌日の少し汚れた雪だるま 歓声途絶え静かに溶けゆく
雪の道ポツポツついた肉球の跡追いかけて駆け出す童女
真っ白な雪に染まってはじめからやり直したい事を思う日
手のひらに落ちては消える雪を見て赤い
ホッペで目を丸くする
落ちてゆく 小さな雪の 結晶は 儚く消ゆる 不香(ふきょう)の花ぞ
毛に積もる 雪も気にせず 湯に浸かり 親子の猿は 心地よさ気に
凛と立つ雪の女王の白百合は気高い笑みで視線を奪う
改札で待つ人に散る粉雪が震えてみえてカラダがココロが
ゆったりと花の下道ふたり連れ白髪を飾るうすべにの雪
津軽には七つの雪が降るという恋の心の情景のよう
さっきまで無かったはずの雪だるまタヌキのような尻尾を持てり
悲しかな 最期の別れは 突然に
目下の液は 雪のせいだと
母は言う「雪国には戻れない」と
関東に少しいて天に召されし
恋雪(こゆき)とうスナックのママどんな人想い描けど行くことはなく
赤い目でそっと寄り添う雪うさぎ溶けて消えゆく春までの恋
背丈より積もった雪に転げては跡を作って
笑う写真有り
名ばかりの初雪の夜に遮断機の音が乾いた道に溶けゆく
大雪とテレビが告げし東京は6センチでみなペンギンとなる
咲きほこる 冬枯れの木に 雪の花
寒さ忘れて しばし眺むる
1月の冬の公園 手を差し伸べてみれば ほろほろ粉雪手のひらに乗る
初雪に思わず筆を執りました可笑しいですか可笑しいですね