・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
ダビデ王の如くに二人の妻は持つことできぬ罪は重い
恒例の年末ひとり腕まくり 捏ねて重ねて供えて新年
うな重のご飯大盛り見比べし争い始む従姉妹
重たさに顔をしかめて冬の空詩歌に詠めばこれも趣き
爽やかな水彩の色重なりて窓辺の光描く画家の絵
ガラス越し「またねっ!」って手を重ね合う目元に涙君が愛しい
老狂の描く血の絵よ若き血よ 命の重さ等しからんや
重力に抗うように雪の中枯葉がいまだ枝に残れり
ちょっとした方便だったはずなのに 嘘が重なり引っ込みつかず
軍服の祖父の写真に滲んでる背負って歩いた荷物の重さ
名も知らぬ 千里の道を行く先に 重い腰さえ 忘れる里が
老いてなお 君と一緒に 幾重にも 絆の糸を 結びし夫婦
故郷(ふるさと)の 当時のままの 赤い橋 祖母と渡った 思い出重ね
星たちよ 二重螺旋の 人たちよ 触れ合うほどに 擦れ違う想い
東の空初めて見るは二重虹心は震え 幸を浴びながら
嬰児(みどりご)を初めて抱きし幸せの確かな重み今も忘れず
母からのずっしり重き宅配便 季節の野菜と温もり届き
脳内はきみでいっぱい まちがえて重要書類を細断したり
重そうな土産の袋四つ手にリュックの彼の顔は晴れやか
失言を重ね窮地のこの俺を救いし同僚天使に思え
シクラメン 茎から垂れた 花を見て 命の重さ 儚さを知る
終業式 重いランドセルを背負って 家まで歩いて帰る道
年月(としつき)と喜怒哀楽を折り重ね 作る人生という名のミルフィーユ
ダビデ王の如くに二人の妻は持つことできぬ罪は重い
恒例の年末ひとり腕まくり
捏ねて重ねて供えて新年
うな重のご飯大盛り見比べし争い始む従姉妹
重たさに顔をしかめて冬の空詩歌に詠めばこれも趣き
爽やかな水彩の色重なりて窓辺の光描く画家の絵
ガラス越し「またねっ!」って手を重ね合う目元に涙君が愛しい
老狂の描く血の絵よ若き血よ
命の重さ等しからんや
重力に抗うように雪の中枯葉がいまだ枝に残れり
ちょっとした方便だったはずなのに
嘘が重なり引っ込みつかず
軍服の祖父の写真に滲んでる背負って歩いた荷物の重さ
名も知らぬ 千里の道を行く先に
重い腰さえ 忘れる里が
老いてなお 君と一緒に 幾重にも 絆の糸を 結びし夫婦
故郷(ふるさと)の 当時のままの 赤い橋 祖母と渡った 思い出重ね
星たちよ 二重螺旋の 人たちよ 触れ合うほどに 擦れ違う想い
東の空初めて見るは二重虹心は震え
幸を浴びながら
嬰児(みどりご)を初めて抱きし幸せの確かな重み今も忘れず
母からのずっしり重き宅配便 季節の野菜と温もり届き
脳内はきみでいっぱい まちがえて重要書類を細断したり
重そうな土産の袋四つ手にリュックの彼の顔は晴れやか
失言を重ね窮地のこの俺を救いし同僚天使に思え
シクラメン 茎から垂れた 花を見て
命の重さ 儚さを知る
終業式 重いランドセルを背負って 家まで歩いて帰る道
年月(としつき)と喜怒哀楽を折り重ね 作る人生という名のミルフィーユ