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行間の谷間を見つめじゃばじゃばと文字流れ込め本出来上がれ
あの星は何処へ流れて行くのだろ あなたの声が聞こえた気がした
紅白の 椿の並ぶ 校庭の わき道を行く 冬の黄昏
放課後の行ったり来たりの初恋は風に飛ばされ何処かに消えた
行く路のかなたに見える冬空の下に黒々と針葉樹林
戦没者命日祭へ行く英霊の御霊に会い祈り捧げ
【行】 夏夜行リュックの騒ぎウソのようガランと朝陽あくびして着く
一行で思いを全部表せる魔法の言葉みすゞに聞く
「またね」って一行だけのメッセージ 三文字(みもじ)の約束果たせぬまま
とぼとぼと心引き摺り行く道を 覆い隠して降る白雪や
行くなら行けばいいじゃん 勝手だね本当に もう、好きじゃないのかな
夕暮れの帰り道には、行く先には紅き太陽
風起こし通り過ぎゆく急行の終着駅には雪の降るらむ
急ぎ行(ゆ)く流れの中で立ち止まり自分の存在確かめたくなる
晴天の 飛行機雲の 白い筋 明日は雨天か 初デートの日
バンコクの 夜の街は 賑わう屋台 夫と初の 海外旅行
北の友荒巻鮭に添えてくる老いに鞭打つ行者ニンニク
後輩はスーパーボールの弾力で飛んで行ったが戻ってこない
おでん屋の屋台に行列ひとさかり鹿も夜更かし山焼きの夜
あの雲はどこまで行くのか風に乗り ついていきたい貴方の街まで
手を広げ銀河の星を吸い込めば賢治の世界へ行ける気がして
背伸びして春の行き先探すよに 小枝震わすひたむきな梅
故郷は静岡と言う添乗員行き先よりも 黒おでんの話
正門へ走る男子に抜かされて自転車で行く年始の仕事
東京へ行こうと泣いた元カノは今では元気な三児の母に
一方通行じゃつまらない たまには道草食っていこうよ 人生の道
宇宙へと行けたのならば地球見て「この美しさ永久(とわ)に続け」と
風雪に耐えて育つと言うけれど、曲がって折れて行先見えず
旅人に道を聞かれた星たちに聞いておくれよ君行く道は
何もない空間を見る家(うち)の猫 哲学的な謎の行動
行間の谷間を見つめじゃばじゃばと文字流れ込め本出来上がれ
あの星は何処へ流れて行くのだろ あなたの声が聞こえた気がした
紅白の 椿の並ぶ 校庭の わき道を行く 冬の黄昏
放課後の行ったり来たりの初恋は風に飛ばされ何処かに消えた
行く路のかなたに見える冬空の下に黒々と針葉樹林
戦没者命日祭へ行く英霊の御霊に会い祈り捧げ
【行】
夏夜行リュックの騒ぎウソのようガランと朝陽あくびして着く
一行で思いを全部表せる魔法の言葉みすゞに聞く
「またね」って一行だけのメッセージ
三文字(みもじ)の約束果たせぬまま
とぼとぼと心引き摺り行く道を
覆い隠して降る白雪や
行くなら行けばいいじゃん
勝手だね本当に
もう、好きじゃないのかな
夕暮れの帰り道には、行く先には紅き太陽
風起こし通り過ぎゆく急行の終着駅には雪の降るらむ
急ぎ行(ゆ)く流れの中で立ち止まり自分の存在確かめたくなる
晴天の 飛行機雲の 白い筋 明日は雨天か 初デートの日
バンコクの 夜の街は 賑わう屋台 夫と初の 海外旅行
北の友荒巻鮭に添えてくる老いに鞭打つ行者ニンニク
後輩はスーパーボールの弾力で飛んで行ったが戻ってこない
おでん屋の屋台に行列ひとさかり鹿も夜更かし山焼きの夜
あの雲はどこまで行くのか風に乗り ついていきたい貴方の街まで
手を広げ銀河の星を吸い込めば賢治の世界へ行ける気がして
背伸びして春の行き先探すよに 小枝震わすひたむきな梅
故郷は静岡と言う添乗員行き先よりも
黒おでんの話
正門へ走る男子に抜かされて自転車で行く年始の仕事
東京へ行こうと泣いた元カノは今では元気な三児の母に
一方通行じゃつまらない たまには道草食っていこうよ 人生の道
宇宙へと行けたのならば地球見て「この美しさ永久(とわ)に続け」と
風雪に耐えて育つと言うけれど、曲がって折れて行先見えず
旅人に道を聞かれた星たちに聞いておくれよ君行く道は
何もない空間を見る家(うち)の猫 哲学的な謎の行動