・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
進まないバタ足だった 水泳の授業が減ると聞いて羨む
嫌な事は水に流せと言うけれど心の傷は流せはしない
いにしえの記憶が眠っているという水を飲み干す何度も何度も,
稽古花しおれていたので水切りす背筋伸ばすよう花が上を向く
ままごとで 白粉花(おしろいばな)の 色水を コップに注(そそ)ぎ カンパイのまね
登っては滝の水音荒々し血潮巡って 弱気流されし
逃げ水を見ているような恋だった 熱にうなされ あなた追いかけ
土を押し緑の葉先のぞかせるチューリップらに水をたっぷり
相性は水と油で最悪で だけど気になる乙女座の彼
ぬるま湯に浸かり 夏空 仰ぎ見て 水琴窟の音色の調べ
水路にも雪解の息吹キラキラと冬の余白に土筆顔見世
茶碗欠け溢れて落ち水土沁みる空言同じ閉まる心が
とりあえず一息ついて水飲んで 自分のために誰かのために
遥かなる時を過ごした 水底(みなそこ)に沈む木々にも 春は来るのか
空の虹 かざしてみてと 陽の光 コップの水の 色を探して
食パンを放れば水面(みなも)駆け出して本音の白鳥しぶき跳ね上げ
蛇口から水が出てくる事は当たり前ではなくありがたき事
俯いて目から溢れる雨を手で受け止めてできる水たまり
水曜日あなたに借りた青い傘 また会える日の雨待ちわびて
進まないバタ足だった 水泳の授業が減ると聞いて羨む
嫌な事は水に流せと言うけれど心の傷は流せはしない
いにしえの記憶が眠っているという水を飲み干す何度も何度も,
稽古花しおれていたので水切りす背筋伸ばすよう花が上を向く
ままごとで 白粉花(おしろいばな)の 色水を コップに注(そそ)ぎ カンパイのまね
登っては滝の水音荒々し血潮巡って
弱気流されし
逃げ水を見ているような恋だった 熱にうなされ あなた追いかけ
土を押し緑の葉先のぞかせるチューリップらに水をたっぷり
相性は水と油で最悪で だけど気になる乙女座の彼
ぬるま湯に浸かり 夏空 仰ぎ見て 水琴窟の音色の調べ
水路にも雪解の息吹キラキラと冬の余白に土筆顔見世
茶碗欠け溢れて落ち水土沁みる空言同じ閉まる心が
とりあえず一息ついて水飲んで 自分のために誰かのために
遥かなる時を過ごした 水底(みなそこ)に沈む木々にも 春は来るのか
空の虹 かざしてみてと 陽の光 コップの水の 色を探して
食パンを放れば水面(みなも)駆け出して本音の白鳥しぶき跳ね上げ
蛇口から水が出てくる事は当たり前ではなくありがたき事
俯いて目から溢れる雨を手で受け止めてできる水たまり
水曜日あなたに借りた青い傘 また会える日の雨待ちわびて