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星占い確かめるだけに本を買い一喜一憂した若き日の恋
つぼんでる桜は天の太陽に愛を感じてきっと咲くのだ
こんな時間電話よこすの彼女だけ疲れし声を頷きて聞く
肩の痛みこらえて洗う皿数多キッチン地獄に射し込む夕陽
さりげなく 探していたのに お月さま なにもない黒 さびしくなんかない
枯れ葉みたく押しつぶされた空き缶が 環状線ひらりと舞う
月見上げ 餅つく兎 さがす吾の ピュアな心は 兎と消えし
手のなかに スマホがあれば知ることが何でもできる あなた以外は
ふらここに薄っすら積雪追伸の焦るな明日は子らの歓声
双眼鏡のぞけば先鮮やかなは居るはずのない幻のしらとり
訂正 双眼鏡のぞけば先に鮮やかな居るはずのない幻のしらとり
柔らかな 陽を浴び谷の 冬木立 もうじき解ける 芽吹きを待ちて
もう君を忘れずにいることでしか君に会えない右脳の小窓
「右脳の小窓」 とても気持ちの良い言葉と感じ ました。
ありがとうございます
人生に 希望はあるか 問われれば 現状ないが 四苦八苦中
もしきみが二年前から来たのならきっとそこまで変わらないです
魔法めくシャインマスカットという響き自分はいつか買うだろうかと
つい癖でスマホにかざす親指に脳の形をみる入浴後
重力の無きがごとくに吹く風を春風という淡き追憶
通販の カタログ眺め 紅茶飲む 好きな音楽 幸せリスト
雪すべり腰をぶつけて炬燵寝て手が届かずにおはぎを食べず
厳冬(げんとう)を越えて 優しくなる気温 桜と共に咲く心あれ
その人は4月生まれで深海魚のやうないびきを春に響かす
ジグザグに空滑るのは白鶺鴒 自由の翼 日に煌めかせて
葉食われし 緑花椰菜 また生えて 凛々しい姿に力を貰い
髪色を変えるようには出来ないよ 色重ねてもキミが消えない
惑星とは或る日生まれると書くこの星では毎日生まれ死ぬ
熊が出た住宅街の雪の道ドッシリ残る白い足跡
頭脳(こころ)には 忘却という 便利機能あるのに 削除されぬ古傷(トラウマ)
桜咲くLINEスタンプ送信し心の中が花満開に
寒い春感じて詠で引き籠り寂しい言葉塞ぐ気持ちが
心地良い 汐の香りと 海風が 髪を靡かせ 舞い戯れる
彼岸入り 桜茶供え春の香を 父母に届ける近況 添えて
行き先は 列車まかせの 一人旅 汽笛と風と 車窓の君と
長電話の途中で気付く外は雪 弥生の予定消してゆく弱音
似合わない スーツを纏い 夢を追う 我の背中に みなの声援
春雷は切れ目なく響き耳ふさぎ 遠くに聞こゆ怒りのごとし
花ちらす雪のつもるはくれないの緋寒桜のじゅうたんの上
どんな音するのか花の散る時はきっとスッキリ凛々しい音だ
嫌いでも好きでもなかった先生に花束渡す別れの季節
冬と春 弥生のレーン 半周す バトン受け損じるかの如し
日本に 春夏秋冬 移ろいて あるかなきかの 世にこそ歌あり
春雷とあられ降りて桜がつぼみ咲かそうと首を長くす
麓から静かに響くそよぎの音日向ぼっこしゆっくり話す
手のひらに伝わるほほの冷たさよ温もり恋し我が母逝きぬ
失敗を恐るるなかれ 百年後 誰もお前を覚えちゃいない
真っ直ぐに 定規で線を ひくように 自分軸だけ ぶれさせないで
春の雪 淡き想いは揺らめいて 日差しに溶けて消えていく
川沿いの河津桜が満開でソメイヨシノにバトンを繋ぐ
星占い確かめるだけに本を買い一喜一憂した若き日の恋
つぼんでる桜は天の太陽に愛を感じてきっと咲くのだ
こんな時間電話よこすの彼女だけ疲れし声を頷きて聞く
肩の痛みこらえて洗う皿数多キッチン地獄に射し込む夕陽
さりげなく 探していたのに お月さま
なにもない黒 さびしくなんかない
枯れ葉みたく押しつぶされた空き缶が
環状線ひらりと舞う
月見上げ 餅つく兎 さがす吾の ピュアな心は 兎と消えし
手のなかに スマホがあれば知ることが何でもできる あなた以外は
ふらここに薄っすら積雪追伸の焦るな明日は子らの歓声
双眼鏡のぞけば先鮮やかなは居るはずのない幻のしらとり
訂正 双眼鏡のぞけば先に鮮やかな居るはずのない幻のしらとり
柔らかな 陽を浴び谷の 冬木立
もうじき解ける 芽吹きを待ちて
もう君を忘れずにいることでしか君に会えない右脳の小窓
「右脳の小窓」
とても気持ちの良い言葉と感じ
ました。
ありがとうございます
人生に 希望はあるか 問われれば 現状ないが 四苦八苦中
もしきみが二年前から来たのならきっとそこまで変わらないです
魔法めくシャインマスカットという響き自分はいつか買うだろうかと
つい癖でスマホにかざす親指に脳の形をみる入浴後
重力の無きがごとくに吹く風を春風という淡き追憶
通販の カタログ眺め 紅茶飲む 好きな音楽 幸せリスト
雪すべり腰をぶつけて炬燵寝て手が届かずにおはぎを食べず
厳冬(げんとう)を越えて 優しくなる気温 桜と共に咲く心あれ
その人は4月生まれで深海魚のやうないびきを春に響かす
ジグザグに空滑るのは白鶺鴒
自由の翼 日に煌めかせて
葉食われし 緑花椰菜 また生えて
凛々しい姿に力を貰い
髪色を変えるようには出来ないよ
色重ねてもキミが消えない
惑星とは或る日生まれると書くこの星では毎日生まれ死ぬ
熊が出た住宅街の雪の道ドッシリ残る白い足跡
頭脳(こころ)には 忘却という 便利機能あるのに 削除されぬ古傷(トラウマ)
桜咲くLINEスタンプ送信し心の中が花満開に
寒い春感じて詠で引き籠り寂しい言葉塞ぐ気持ちが
心地良い 汐の香りと 海風が
髪を靡かせ 舞い戯れる
彼岸入り 桜茶供え春の香を 父母に届ける近況
添えて
行き先は 列車まかせの 一人旅 汽笛と風と 車窓の君と
長電話の途中で気付く外は雪
弥生の予定消してゆく弱音
似合わない スーツを纏い 夢を追う
我の背中に みなの声援
春雷は切れ目なく響き耳ふさぎ
遠くに聞こゆ怒りのごとし
花ちらす雪のつもるはくれないの緋寒桜のじゅうたんの上
どんな音するのか花の散る時はきっとスッキリ凛々しい音だ
嫌いでも好きでもなかった先生に花束渡す別れの季節
冬と春 弥生のレーン 半周す バトン受け損じるかの如し
日本に 春夏秋冬 移ろいて あるかなきかの 世にこそ歌あり
春雷とあられ降りて桜がつぼみ咲かそうと首を長くす
麓から静かに響くそよぎの音日向ぼっこしゆっくり話す
手のひらに伝わるほほの冷たさよ温もり恋し我が母逝きぬ
失敗を恐るるなかれ 百年後 誰もお前を覚えちゃいない
真っ直ぐに 定規で線を ひくように
自分軸だけ ぶれさせないで
春の雪 淡き想いは揺らめいて
日差しに溶けて消えていく
川沿いの河津桜が満開でソメイヨシノにバトンを繋ぐ