・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
ぐるぐると回転木馬に乗りながら狂ったように笑い続ける
空転するペダルをこいでいるような仕事の後の重たき疲労
転がった 麦わら帽子を 追いかけた あの夏の日の ひまわり畑
転生の欠片ひとひら胸にあり 知らないはずの路地が懐かし
雨の日は誰かの傘に 風の日は誰かの杖に 転ばぬように
人生は七転び八起き転んでもただでは起きない我(が)の強さ
空梅雨の風に煽られ転がりて 踊る如く一枚の木の葉
手のひらで転がされてると知りつつ君の影踏む初めての夏
人生を転調出来たら良いけれど相変わらずのC調暮らし
転(うた)た寝をしかけた刹那 あの人の顔が浮かびて 夢現(ゆめうつつ)の間
楽しくて仕方ないのか母さんは二回転してご飯をよそう
転職を繰り返す俺負け犬の目をしてたろな君に会うまで
転入し四日目に行った修学旅行今では話の種となりけり
つまずきて転んで見えた景色には 育てた南瓜の太い蔓たち
久々の畳の部屋にに寝転べば過ぎゆく風に蚊取り線香
積み上げた荷物の狭間寝転がる最後の夜に打ち上げ花火
待つ君が 心転じて 笑う顔 青空一線に 入道雲湧く
自転車で海を目指して漕ぐ二人たぶん一生忘れぬ夕暮れ
転んでも何べんだって起き上がりひたすら前を見ながら歩く
転職後初出勤の朝だからおニューの靴で颯爽とゆく
自転車に初めて乗れた幼い日景色が変わり 世界が変わる
自転車で二人乗りしてあの海に吸い込まれるごと坂道下る
ぐるぐると回転木馬に乗りながら狂ったように笑い続ける
空転するペダルをこいでいるような仕事の後の重たき疲労
転がった 麦わら帽子を 追いかけた
あの夏の日の ひまわり畑
転生の欠片ひとひら胸にあり
知らないはずの路地が懐かし
雨の日は誰かの傘に 風の日は誰かの杖に 転ばぬように
人生は七転び八起き転んでもただでは起きない我(が)の強さ
空梅雨の風に煽られ転がりて
踊る如く一枚の木の葉
手のひらで転がされてると知りつつ君の影踏む初めての夏
人生を転調出来たら良いけれど相変わらずのC調暮らし
転(うた)た寝をしかけた刹那 あの人の顔が浮かびて 夢現(ゆめうつつ)の間
楽しくて仕方ないのか母さんは二回転してご飯をよそう
転職を繰り返す俺負け犬の目をしてたろな君に会うまで
転入し四日目に行った修学旅行今では話の種となりけり
つまずきて転んで見えた景色には
育てた南瓜の太い蔓たち
久々の畳の部屋にに寝転べば過ぎゆく風に蚊取り線香
積み上げた荷物の狭間寝転がる最後の夜に打ち上げ花火
待つ君が 心転じて 笑う顔
青空一線に 入道雲湧く
自転車で海を目指して漕ぐ二人たぶん一生忘れぬ夕暮れ
転んでも何べんだって起き上がりひたすら前を見ながら歩く
転職後初出勤の朝だからおニューの靴で颯爽とゆく
自転車に初めて乗れた幼い日景色が変わり
世界が変わる
自転車で二人乗りしてあの海に吸い込まれるごと坂道下る