・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
我が街と呼べぬままいる東京で よそ者でいる今日も明日も
育休の重なりゆけばうつくしき北斗七星ゑがく座席表
東西をみぎひだりって言っている 隣の席にやさしさがある
仕事場で 批判されると 気が沈む 胸に抱くは 敗北の味
東から 昇る朝陽が 右頬の 雫を染めて 光る明星
別れ際 二人の背中 西空に 浮かんで消えた 宵の明星
掌に こどくと書いて 味見する 君の銀河に 灯る南十字
西部劇の中に出てくるガンマンのように酒飲む真昼間から
ふふふ、カッコいいガンマンが見えました。
東には鉄塔聳え上りくる朝日の中に黒光りする
北方の荒波寄せる半島の漁港の漁民みな高齢者
南風さわやかだった日を思う体温超える熱風の中
娘連れ北緯三十八度線いのちあるうち越すことあらむ
南方より遺骨は帰らず遺族の思いぞ知る御霊よ眠れ
風はなく 西指し示す 風見鶏 あしたへ向かう陽を見送りて
次世代へ命をつなぎ南へと飛び立つツバメ見送るさみしさ
その歌にハマった時から 南風吹く日はシュールな言葉 探して
送り火を焚けばすずかぜ月の顔 また来年と西空あおぐ
冴え渡る青き世界に身をゆだね東の空に明けの明星
東を待つ父の背中を想い出す あ、雀牌の音 お盆も近い
東雲(しののめ)の目覚めは得した気分なり 群青色の空見て呼吸す
かぶりつくとんがり帽子に切り分けたほどよく冷えた真っ赤な西瓜
足を向けて寝られませんとは言ったけど 東か西かYouTubeの主
東雲の 空透きとおり 鳥は舞う 眠りの街に はじまる光
南瓜二つ息子のネットにぶら下がり ボール打つたび苦笑いする
おもちゃ屋も本屋も消えた故郷の町を西日は赤く染めゆく
知っているお店が無くなるのは淋しいですよね。夕焼けの景色が更に哀しくさせてます。
ご感想いただきありがとうございます。年々故郷が遠くなるように感じています。
暑いねと話しかけては水やりを 西陽差し込む部屋のポトスに
北へ行く人は勇気のある人だ如何なる苦難も乗り越えて行く
父作る小玉西瓜の味甘し苗から育てし父に感謝す
南から大きく張り出す高気圧厳しい残暑まだまだ続く
東北の郷土料理を出す店でいぶりがっこを噛み締める夜
我が街と呼べぬままいる東京で
よそ者でいる今日も明日も
育休の重なりゆけばうつくしき北斗七星ゑがく座席表
東西をみぎひだりって言っている 隣の席にやさしさがある
仕事場で 批判されると 気が沈む 胸に抱くは 敗北の味
東から 昇る朝陽が 右頬の 雫を染めて 光る明星
別れ際 二人の背中 西空に 浮かんで消えた 宵の明星
掌に
こどくと書いて
味見する
君の銀河に
灯る南十字
西部劇の中に出てくるガンマンのように酒飲む真昼間から
ふふふ、カッコいいガンマンが見えました。
東には鉄塔聳え上りくる朝日の中に黒光りする
北方の荒波寄せる半島の漁港の漁民みな高齢者
南風さわやかだった日を思う体温超える熱風の中
娘連れ北緯三十八度線いのちあるうち越すことあらむ
南方より遺骨は帰らず遺族の思いぞ知る御霊よ眠れ
風はなく 西指し示す 風見鶏
あしたへ向かう陽を見送りて
次世代へ命をつなぎ南へと飛び立つツバメ見送るさみしさ
その歌にハマった時から
南風吹く日はシュールな言葉
探して
送り火を焚けばすずかぜ月の顔 また来年と西空あおぐ
冴え渡る青き世界に身をゆだね東の空に明けの明星
東を待つ父の背中を想い出す
あ、雀牌の音 お盆も近い
東雲(しののめ)の目覚めは得した気分なり
群青色の空見て呼吸す
かぶりつくとんがり帽子に切り分けたほどよく冷えた真っ赤な西瓜
足を向けて寝られませんとは言ったけど
東か西かYouTubeの主
東雲の 空透きとおり 鳥は舞う
眠りの街に はじまる光
南瓜二つ息子のネットにぶら下がり
ボール打つたび苦笑いする
おもちゃ屋も本屋も消えた故郷の町を西日は赤く染めゆく
知っているお店が無くなるのは淋しいですよね。夕焼けの景色が更に哀しくさせてます。
ご感想いただきありがとうございます。年々故郷が遠くなるように感じています。
暑いねと話しかけては水やりを
西陽差し込む部屋のポトスに
北へ行く人は勇気のある人だ如何なる苦難も乗り越えて行く
父作る小玉西瓜の味甘し苗から育てし父に感謝す
南から大きく張り出す高気圧厳しい残暑まだまだ続く
東北の郷土料理を出す店でいぶりがっこを噛み締める夜