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落ち蝉の 声も絶えゆく 夕まぐれ 儚き夢を 誰に語らむ
高架橋夏蔦長く垂れ下がり灼けた地面に影を落として
歩き行く足元に葉の落ちてきて気持ちの上で話しかけたり
毛先からほたほた落ちる汗の玉Tシャツの襟に吸い込まれゆく
懐かしい「ホタルノヒカリ」五回観る また恋に落つる藤木直人に
人生で落としてることが多すぎて稀な成功に戸惑っている
疲れ果て 眠りに落ちた 瞬間に 逢えた笑顔が 明日(あす)の希望に
靴下の片方だけが落ちていた小さな不思議の朝のバス停
落鳥を埋めんと拾えば温かく たなごころ包み命を悼む
図書館のカーテンゆれて落陽がページの上で一休みする
チューハイとビールを飲んでその後は ゴロゴロ落ちる大馬鹿者の穴
落ちてゆく涙も拭かずほほ濡らす 少年のよう吾息を呑む
落第の判押されても障がいと差別に負けずに前見て生きる
夏空の色素を削り落とすごと入道雲の白が広がる
「都会にはもう慣れたよ」と親に告げ電話を切れば涙が落ちる
落ち蝉の 声も絶えゆく 夕まぐれ
儚き夢を 誰に語らむ
高架橋夏蔦長く垂れ下がり灼けた地面に影を落として
歩き行く足元に葉の落ちてきて気持ちの上で話しかけたり
毛先からほたほた落ちる汗の玉Tシャツの襟に吸い込まれゆく
懐かしい「ホタルノヒカリ」五回観る
また恋に落つる藤木直人に
人生で落としてることが多すぎて稀な成功に戸惑っている
疲れ果て 眠りに落ちた 瞬間に
逢えた笑顔が 明日(あす)の希望に
靴下の片方だけが落ちていた小さな不思議の朝のバス停
落鳥を埋めんと拾えば温かく
たなごころ包み命を悼む
図書館のカーテンゆれて落陽がページの上で一休みする
チューハイとビールを飲んでその後は
ゴロゴロ落ちる大馬鹿者の穴
落ちてゆく涙も拭かずほほ濡らす
少年のよう吾息を呑む
落第の判押されても障がいと差別に負けずに前見て生きる
夏空の色素を削り落とすごと入道雲の白が広がる
「都会にはもう慣れたよ」と親に告げ電話を切れば涙が落ちる