・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
靴に入った小石に裁かれる
下ろした白靴…しっかり踏まれる
靴脱ぎ芝の温もりしっかり踏みしめる
幅広の靴を手にして思い出す遠くに暮らす母と妹
玄関の老い2人の靴寄せて孫3人のはしゃぎ声待つ
真っ新の靴で出かけるこの朝は頭の先まで生まれ変わりて
花嫁の父は黒靴新調す あいつにこの子を手渡すために
(あいつ)と(この子)の対比がおもしろいです!
「あいつ」はとってもいいやつですが、やっぱり父親の心理は複雑でしたよ。笑
新しい靴はよそ行き澄まし顔 やがて馴染んで私の顔に
布団とふ靴を脱ぎ捨て休日はゆふがたからが本番なのだ
布団=靴という一般人と逆な構図にびっくりしました!
かこみらいさま お読みくださり、ありがとうございます。
この靴に足を入れると世界から許されたようにスキップをする
どんなにステキな靴なんでしょう!
ありがとうございます♪
革靴を 綺麗に磨く 父親の 今となっては 稀有な光景
ハイヒール凶器のごとく新品の靴を突き刺す満員電車
片方の靴が浮いたり沈んだりして流れゆく夕暮れの川
靴のまま プールに跳んだ 午後三時 青い深さが 今も乾かぬ
玄関に明日履く靴を出しながら祝辞をひとり声にする夜
靴音に 振り向くなと言われる夏 初の夜勤は 色々ハード
怖いですよね夜道。ホラーテイストで面白いです!
コメント、ありがとうございます。 初めての夜勤、「見える」と噂の先輩二人に同時に「振り返るな」と言われて背中が粟立った、遠い記憶です。
靴になりたいと思つた朝があるはしやいだ吾子がこけないやうに
ビル内を一人見回る警備員ハンディライトに靴音ひびく
雨勤め 転びて気付く 沓の減り 結果は今日も 隔靴掻痒
雨雲の迫りし朝の出勤日 予報を信じ雨靴を履く
長くつ下のピッピのように強くなりたいと願った子供時代
七十八十になってもハイヒール履けるように筋トレす
靴履かずサンダルばきのこの季節解放されし素足の快感
何年も大事にしまっていて靴底の剥がれに歳月を感じ
さかさまに干された青い長ぐつは小さな耳で風の声聴く
靴紐と一緒に心もきゅっと締め ヤな奴が待つ職場へ今日も
冬空が銀杏(イチョウ)の枝にひび割れて去り行く人の靴音が鳴る
ふわふわのちっちゃな靴が垣の上ちっちゃな足を恋しがってる
暑さゆゑ土いじり遅れ荒れた庭 出番を待ってる好きな長靴
休日の磨いた靴に映る顔おぼろげだけど何となく戦士
玄関に 亡き父の靴 今もまだ 変わらぬ実家に 母は一人で
そういえばどんな靴を履いていた イケメンすぎて上しか見てない
取り込んだ洗濯物をたたむとき相手不在の靴下の孤独
散歩中名もない花に気づくようほどけてくれるきみの靴ひも
12時に魔法が解けたはずなのにガラスのままのシンデレラの靴
靴に入った小石に裁かれる
下ろした白靴…しっかり踏まれる
靴脱ぎ芝の温もりしっかり踏みしめる
幅広の靴を手にして思い出す遠くに暮らす母と妹
玄関の老い2人の靴寄せて孫3人のはしゃぎ声待つ
真っ新の靴で出かけるこの朝は頭の先まで生まれ変わりて
花嫁の父は黒靴新調す
あいつにこの子を手渡すために
(あいつ)と(この子)の対比がおもしろいです!
「あいつ」はとってもいいやつですが、やっぱり父親の心理は複雑でしたよ。笑
新しい靴はよそ行き澄まし顔
やがて馴染んで私の顔に
布団とふ靴を脱ぎ捨て休日はゆふがたからが本番なのだ
布団=靴という一般人と逆な構図にびっくりしました!
かこみらいさま お読みくださり、ありがとうございます。
この靴に足を入れると世界から許されたようにスキップをする
どんなにステキな靴なんでしょう!
ありがとうございます♪
革靴を 綺麗に磨く 父親の 今となっては 稀有な光景
ハイヒール凶器のごとく新品の靴を突き刺す満員電車
片方の靴が浮いたり沈んだりして流れゆく夕暮れの川
靴のまま プールに跳んだ 午後三時
青い深さが 今も乾かぬ
玄関に明日履く靴を出しながら祝辞をひとり声にする夜
靴音に 振り向くなと言われる夏
初の夜勤は 色々ハード
怖いですよね夜道。ホラーテイストで面白いです!
コメント、ありがとうございます。
初めての夜勤、「見える」と噂の先輩二人に同時に「振り返るな」と言われて背中が粟立った、遠い記憶です。
靴になりたいと思つた朝があるはしやいだ吾子がこけないやうに
ビル内を一人見回る警備員ハンディライトに靴音ひびく
雨勤め 転びて気付く 沓の減り
結果は今日も 隔靴掻痒
雨雲の迫りし朝の出勤日
予報を信じ雨靴を履く
長くつ下のピッピのように強くなりたいと願った子供時代
七十八十になってもハイヒール履けるように筋トレす
靴履かずサンダルばきのこの季節解放されし素足の快感
何年も大事にしまっていて靴底の剥がれに歳月を感じ
さかさまに干された青い長ぐつは小さな耳で風の声聴く
靴紐と一緒に心もきゅっと締め
ヤな奴が待つ職場へ今日も
冬空が銀杏(イチョウ)の枝にひび割れて去り行く人の靴音が鳴る
ふわふわのちっちゃな靴が垣の上ちっちゃな足を恋しがってる
暑さゆゑ土いじり遅れ荒れた庭
出番を待ってる好きな長靴
休日の磨いた靴に映る顔おぼろげだけど何となく戦士
玄関に 亡き父の靴 今もまだ
変わらぬ実家に 母は一人で
そういえばどんな靴を履いていた
イケメンすぎて上しか見てない
取り込んだ洗濯物をたたむとき相手不在の靴下の孤独
散歩中名もない花に気づくようほどけてくれるきみの靴ひも
12時に魔法が解けたはずなのにガラスのままのシンデレラの靴