・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
円になり手の上に手を重ね行き犬の手も乗る動画の楽し
円環や紫のぼくと黄色いきみ補色同士は交わらない
円(まどか)なる月の名に与えし親ごころ さやけき光放つか、我は
円卓で揺れた気がした 秋桜を挿した瓶の底まあるく滲んで
円空の刻みし顔見て力抜け 傷心の旅憩いの旅に
円滑に仕事をやっていく上で他者に対する配慮がつらい
一万円空から降ってこないかな物価高の街秋風が吹
地下鉄の車輪の音は子守唄かばん抱えて円くなり寝る
くるくると円を描いて落ちてきて枯葉は見せる最後の舞いを
宿題のほうびの100円やる気出すのは最初だけ 次はどうする
2万円1回配っただけでこの国難を乗り切れということ?
猫カフェでほんの10分愛される千円分のカツオの香り
心とは正しく見ない円満がいいなら蝶は蝶として見よ
さよならを大団円としてゆこうこの一歩から明日を生きる
円卓に家族集いてピザを割くスマホ片手に笑う日曜日
夫婦円満家族円満そうはないこの世に極楽は無し
真円の月がきれいなこんな夜(よ)は声にできない名前が浮かぶ
円熟の技術とまでは言わないがまあそれなりの自負はあるなり
天ぷらのつぎつぎ揚がるあかるさよ大団円の拍手のやうで
円周率唱えて歩く帰り道さんてんいちよん紅葉が揺れる
うっすらと未来がこわい円楽の不在に慣れてゆく日曜日
ヌン活に五千円出す友達は 五キロ四千円の米は買わず
まだ恋も知らぬ乙女は真ん円い団子を食べて月に何想う
円描き 大空登る鷹柱 いつか私も 翼拡げて
円卓をめぐるふたりの晴れ姿拍手と共にこぼれる笑顔
出会った時は確か小五の円(まどか)ちゃんウェディングドレスは秋晴れの下に
鰯雲に日差しやわらぎ木犀の香りをのせた円やかな風
会計で 一の位が キリ悪く 財布を見ると 1円玉無し
中華食べ回る円卓見てをれば食べたき物は吾を通り過ぎ
月冴えて 円のきらめき 夜を照らす 欠けても満ちて めぐる定めよ
別れたが君の指紋も残ってる千円札をしみじみと見る
何人の餓死の人々救えたか無駄に使ったあの千円で
勇気だし 握りしめてた 10円を 差し出し買った よっちゃんイカを
円になり手の上に手を重ね行き犬の手も乗る動画の楽し
円環や紫のぼくと黄色いきみ補色同士は交わらない
円(まどか)なる月の名に与えし親ごころ
さやけき光放つか、我は
円卓で揺れた気がした 秋桜を挿した瓶の底まあるく滲んで
円空の刻みし顔見て力抜け 傷心の旅憩いの旅に
円滑に仕事をやっていく上で他者に対する配慮がつらい
一万円空から降ってこないかな物価高の街秋風が吹
地下鉄の車輪の音は子守唄かばん抱えて円くなり寝る
くるくると円を描いて落ちてきて枯葉は見せる最後の舞いを
宿題のほうびの100円やる気出すのは最初だけ 次はどうする
2万円1回配っただけでこの国難を乗り切れということ?
猫カフェでほんの10分愛される千円分のカツオの香り
心とは正しく見ない円満がいいなら蝶は蝶として見よ
さよならを大団円としてゆこうこの一歩から明日を生きる
円卓に家族集いてピザを割くスマホ片手に笑う日曜日
夫婦円満家族円満そうはないこの世に極楽は無し
真円の月がきれいなこんな夜(よ)は声にできない名前が浮かぶ
円熟の技術とまでは言わないがまあそれなりの自負はあるなり
天ぷらのつぎつぎ揚がるあかるさよ大団円の拍手のやうで
円周率唱えて歩く帰り道さんてんいちよん紅葉が揺れる
うっすらと未来がこわい円楽の不在に慣れてゆく日曜日
ヌン活に五千円出す友達は
五キロ四千円の米は買わず
まだ恋も知らぬ乙女は真ん円い団子を食べて月に何想う
円描き 大空登る鷹柱
いつか私も 翼拡げて
円卓をめぐるふたりの晴れ姿拍手と共にこぼれる笑顔
出会った時は確か小五の円(まどか)ちゃんウェディングドレスは秋晴れの下に
鰯雲に日差しやわらぎ木犀の香りをのせた円やかな風
会計で 一の位が キリ悪く 財布を見ると 1円玉無し
中華食べ回る円卓見てをれば食べたき物は吾を通り過ぎ
月冴えて 円のきらめき 夜を照らす
欠けても満ちて めぐる定めよ
別れたが君の指紋も残ってる千円札をしみじみと見る
何人の餓死の人々救えたか無駄に使ったあの千円で
勇気だし 握りしめてた 10円を
差し出し買った よっちゃんイカを