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幸運はスマホ見てたら会えないよ 窓の外には ほら!彩雲が
飛行機雲の下秋茜舞う地上は今だ残暑残る
暑いけど雲はやっぱり秋めいてすじを描いて青に誘う
雲間から差す光にも気づかずに 通知ばかりを追う昼下がり
墨染の衣まといし雲水は袖はためかせ上る坂道
網膜の記録にあった夏雲に問う楽園と同じ形か
むちむちと積乱雲がまた太る俯瞰している坂東太郎
点滴中窓いっぱいの夏の雲もくもく湧き立ち綿菓子みたい
憧れのサンライズにて出雲行く還暦の年初めてのフルムーン
秋空に雲のペイント 美しき唯一無二の 模様を描(えが)き
終わる夏 はぐれたゆたう 雲ひとつ どこへ行くのか これから俺は
灰色の雲はどこまでも中庸でどっちでもいいよと自由をくれる
名月や 雲の薄衣 ほどくころ あなたの沈黙 澄んでやさしい
子供の頃流るる雲を動物や乗り物に例へ空眺めけり
浮浪雲夏の恋乗せお気の毒 行方はままよ代わりを探し
台風が近づいてくる秋空に埃のような雲ながれゆく
熱々の コーヒーカップ の中に書く ふわふわ雲の 幸せラテを
『明日会おう』 暮れゆく空に 真っ直ぐの 飛行機雲が 知らせをくれて
風凪いで夏の名残の雲の塔 茜に染まりトンボ翔けくる
歯を抜きて心も病みて寂しけり 重くて明るき「ひこうき雲」聴く
九分立ての生クリームのような雲ぽってり浮かぶ空の青くて
夕暮れて 憶えてるのは あかね雲 別れの言葉 それだけのこと
うろこ雲のすきまの薄い青空はきみとわたしみたいでせつない
3食を解放されたし鰯雲夕方ウォーク 五千五百歩
東雲に 黒く集(つど)いし 汝等(いましら)に 足一つ多ければ 吾(わ)は磐余彦(いわれびこ)
月輪(がちりん)に 雲が掛かりし その様は 団子の肴に なりにけり
六花(むつのはな) 頬に舞い降り 流れゆく 雲ひとつなし 青鈍(あおにび)の空
灰色の雲が空一面覆い雷雨となりぬ帰宅の時間
バタフライ星雲君は美しき翅を開きて大宇宙(おおぞら)を飛ぶ
「今空がきれいだよ」ってLINE来てあかね色した鰯雲見る
きみの名を呼ぶ声雲の上よりも遠いところのきみに聞こえる?
はぐれゆく雲に我が身を重ねおりもう帰ろうかあのふるさとへ
幸運はスマホ見てたら会えないよ
窓の外には ほら!彩雲が
飛行機雲の下秋茜舞う地上は今だ残暑残る
暑いけど雲はやっぱり秋めいてすじを描いて青に誘う
雲間から差す光にも気づかずに 通知ばかりを追う昼下がり
墨染の衣まといし雲水は袖はためかせ上る坂道
網膜の記録にあった夏雲に問う楽園と同じ形か
むちむちと積乱雲がまた太る俯瞰している坂東太郎
点滴中窓いっぱいの夏の雲もくもく湧き立ち綿菓子みたい
憧れのサンライズにて出雲行く還暦の年初めてのフルムーン
秋空に雲のペイント 美しき唯一無二の 模様を描(えが)き
終わる夏 はぐれたゆたう 雲ひとつ どこへ行くのか これから俺は
灰色の雲はどこまでも中庸でどっちでもいいよと自由をくれる
名月や 雲の薄衣 ほどくころ あなたの沈黙 澄んでやさしい
子供の頃流るる雲を動物や乗り物に例へ空眺めけり
浮浪雲夏の恋乗せお気の毒
行方はままよ代わりを探し
台風が近づいてくる秋空に埃のような雲ながれゆく
熱々の コーヒーカップ の中に書く
ふわふわ雲の 幸せラテを
『明日会おう』 暮れゆく空に 真っ直ぐの 飛行機雲が 知らせをくれて
風凪いで夏の名残の雲の塔
茜に染まりトンボ翔けくる
歯を抜きて心も病みて寂しけり
重くて明るき「ひこうき雲」聴く
九分立ての生クリームのような雲ぽってり浮かぶ空の青くて
夕暮れて 憶えてるのは あかね雲 別れの言葉 それだけのこと
うろこ雲のすきまの薄い青空はきみとわたしみたいでせつない
3食を解放されたし鰯雲夕方ウォーク
五千五百歩
東雲に 黒く集(つど)いし 汝等(いましら)に
足一つ多ければ 吾(わ)は磐余彦(いわれびこ)
月輪(がちりん)に 雲が掛かりし その様は
団子の肴に なりにけり
六花(むつのはな) 頬に舞い降り 流れゆく
雲ひとつなし 青鈍(あおにび)の空
灰色の雲が空一面覆い雷雨となりぬ帰宅の時間
バタフライ星雲君は美しき翅を開きて大宇宙(おおぞら)を飛ぶ
「今空がきれいだよ」ってLINE来てあかね色した鰯雲見る
きみの名を呼ぶ声雲の上よりも遠いところのきみに聞こえる?
はぐれゆく雲に我が身を重ねおりもう帰ろうかあのふるさとへ