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触れ得ねど なお慈しむ星がある 崩せぬ正しさごと君を愛せり
それでもさ必死に飛ぼうとしてたんだ青春ってバカみたいだね
西日受け金の矢となるハイウェイは光のように街から街へ
さめざめと泣くままにキミ朝焼けがただ悲しいねまだうごくセミ
ケータイにわんさか通知押し寄せて老いの私に熱中警報
ヘッドライト 交差点ごと 飲み込んで 帰路急く心 夜を駆け抜く
初めての朝陽をあなたと見てみたい そんな言葉を思い出す夜
数しれぬケンカしながら五十年明日は夫婦で記念写真を
アルバムは気楽に見れるスマホでは見てもいいかと許可得る悲しさ
雉鳩のデーデーホッホを完璧に まねる少女ら求愛と知らず
やり直す一旦止めて最初から そんなスイッチあればいいのに
梨の実を口いつぱいに頬張れば飲み物の如果汁溢れり
月蝕を待ちつつ盃重ねれば心ふわふわ鈴虫の声
「さしすせ」ば母のレシピの文字の中 暮らしをつなぐ小さな工夫
終電の車窓に映る街明かり何もかも捨て旅に出ようか
まだ夏がなごり惜しみて去りゆかぬ涼風急かし追い立てるとも
序ノ口の君の番付糸のよう 太くなれよと 綱をとれよと
秋風が吹ゐ゙て木の葉はさわさわとダンスを踊る如く揺れをり
七輪で秋刀魚を焼けば秋の香(か)を味わうように光る明星
母親に結婚するよと伝えたら頷くように卒塔婆が揺れた
乱視用眼鏡を外す見慣れてる夜景が一気に銀河に変わる
触れ得ねど なお慈しむ星がある
崩せぬ正しさごと君を愛せり
それでもさ必死に飛ぼうとしてたんだ青春ってバカみたいだね
西日受け金の矢となるハイウェイは光のように街から街へ
さめざめと泣くままにキミ朝焼けがただ悲しいねまだうごくセミ
ケータイにわんさか通知押し寄せて老いの私に熱中警報
ヘッドライト 交差点ごと 飲み込んで
帰路急く心 夜を駆け抜く
初めての朝陽をあなたと見てみたい そんな言葉を思い出す夜
数しれぬケンカしながら五十年明日は夫婦で記念写真を
アルバムは気楽に見れるスマホでは見てもいいかと許可得る悲しさ
雉鳩のデーデーホッホを完璧に
まねる少女ら求愛と知らず
やり直す一旦止めて最初から そんなスイッチあればいいのに
梨の実を口いつぱいに頬張れば飲み物の如果汁溢れり
月蝕を待ちつつ盃重ねれば心ふわふわ鈴虫の声
「さしすせ」ば母のレシピの文字の中 暮らしをつなぐ小さな工夫
終電の車窓に映る街明かり何もかも捨て旅に出ようか
まだ夏がなごり惜しみて去りゆかぬ涼風急かし追い立てるとも
序ノ口の君の番付糸のよう
太くなれよと 綱をとれよと
秋風が吹ゐ゙て木の葉はさわさわとダンスを踊る如く揺れをり
七輪で秋刀魚を焼けば秋の香(か)を味わうように光る明星
母親に結婚するよと伝えたら頷くように卒塔婆が揺れた
乱視用眼鏡を外す見慣れてる夜景が一気に銀河に変わる