・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
熱い大地湧き上がる声勇者たち世界の人に勇気と平和
根無し草 知り合いもいない自治会の 人数合わせに 神輿をかつぐ
出逢えたらラッキーかなと黒猫の君を探して朝な夕なに
錆びてなお 消えぬ心の 煩いや 焦がれし思いは 震え震えに
点描画みるみる埋まる足元に広がる波紋終わらない夏
足元の 星を恨んで 空見上げ 重力の重さに 「神様」を知る
薄暗い部屋で微睡む18時 テレビの光に守られている
よく映えるフルーツタルトの艶めいてきみは行間だけ甘くする
月見夜のいけない二人影重ね 君の宿りし恋ぞ儚し
サングラスの隙間を射抜く太陽に下心ごと貫かれている
夏帽子恋の手垢の秋扇 季節変われば夢も躓く
秋を知る君の吐息の恋舞台 夏の欠片が色を変え散る
オフィス内 仕事をしてて ふと感ず 喧噪の中 自己の孤独を
なぜ定時に帰るのかって訊かれても定時だからに決まってるだろ
敬語を知った、親を見下げた、多分コンビニの菓子パンは不味くなった 常を乞うだけ無駄だった、鏡が尚更嫌いになった
休業の張り紙剥がれはためいて寂れる町の秋の夕暮れ
岬にはバニラアイスの色をした灯台ひとつ夏のおわりに
願わくば私は消えて森の中 鳥の声聴きこの地球(ほし)の一部に
琺瑯(ほうろう)の トレイに並べし 活青串魚(いきさんま) 新橋色(しんばしいろ)の 鱗麗(うるわ)し
月を食む 地球の影は 恋のよう 心を食んで 盲目にする
過ぎたれば 悲しきことも 苦しみも 想い出となる 人の勇(つよ)さよ
天に向け 気霜(きじも)を吹きて 時節知る 日射しが白を そっと消したる
隙あらば 友の一線 越えたしと 吾(われ)が心に 好き這入(はい)り込む
傷つけたり傷ついたりを繰り返してきた貴方と私は違う
風鈴の音色が沁みる黄昏れに 失くしたものをまた探してる
カネタタキいざなう先は黄泉の国 ついて行こうか現し身捨てて
炎天を残し 散りゆく百日紅 捲(めく)らるる 一頁(ページ)目の秋
書きなれていない名字を受取りにサインしているあなたの留守は
駅前のコンビニでジャイアントコーン 家着く前に しょうこいんめつ
触れ得ねど なお慈しむ星がある 崩せぬ正しさごと君を愛せり
それでもさ必死に飛ぼうとしてたんだ青春ってバカみたいだね
西日受け金の矢となるハイウェイは光のように街から街へ
さめざめと泣くままにキミ朝焼けがただ悲しいねまだうごくセミ
ケータイにわんさか通知押し寄せて老いの私に熱中警報
ヘッドライト 交差点ごと 飲み込んで 帰路急く心 夜を駆け抜く
初めての朝陽をあなたと見てみたい そんな言葉を思い出す夜
数しれぬケンカしながら五十年明日は夫婦で記念写真を
アルバムは気楽に見れるスマホでは見てもいいかと許可得る悲しさ
雉鳩のデーデーホッホを完璧に まねる少女ら求愛と知らず
やり直す一旦止めて最初から そんなスイッチあればいいのに
梨の実を口いつぱいに頬張れば飲み物の如果汁溢れり
月蝕を待ちつつ盃重ねれば心ふわふわ鈴虫の声
「さしすせ」ば母のレシピの文字の中 暮らしをつなぐ小さな工夫
終電の車窓に映る街明かり何もかも捨て旅に出ようか
まだ夏がなごり惜しみて去りゆかぬ涼風急かし追い立てるとも
序ノ口の君の番付糸のよう 太くなれよと 綱をとれよと
秋風が吹ゐ゙て木の葉はさわさわとダンスを踊る如く揺れをり
七輪で秋刀魚を焼けば秋の香(か)を味わうように光る明星
母親に結婚するよと伝えたら頷くように卒塔婆が揺れた
乱視用眼鏡を外す見慣れてる夜景が一気に銀河に変わる
熱い大地湧き上がる声勇者たち世界の人に勇気と平和
根無し草 知り合いもいない自治会の 人数合わせに 神輿をかつぐ
出逢えたらラッキーかなと黒猫の君を探して朝な夕なに
錆びてなお 消えぬ心の 煩いや 焦がれし思いは 震え震えに
点描画みるみる埋まる足元に広がる波紋終わらない夏
足元の 星を恨んで 空見上げ
重力の重さに 「神様」を知る
薄暗い部屋で微睡む18時
テレビの光に守られている
よく映えるフルーツタルトの艶めいてきみは行間だけ甘くする
月見夜のいけない二人影重ね
君の宿りし恋ぞ儚し
サングラスの隙間を射抜く太陽に下心ごと貫かれている
夏帽子恋の手垢の秋扇
季節変われば夢も躓く
秋を知る君の吐息の恋舞台
夏の欠片が色を変え散る
オフィス内 仕事をしてて ふと感ず 喧噪の中 自己の孤独を
なぜ定時に帰るのかって訊かれても定時だからに決まってるだろ
敬語を知った、親を見下げた、多分コンビニの菓子パンは不味くなった
常を乞うだけ無駄だった、鏡が尚更嫌いになった
休業の張り紙剥がれはためいて寂れる町の秋の夕暮れ
岬にはバニラアイスの色をした灯台ひとつ夏のおわりに
願わくば私は消えて森の中
鳥の声聴きこの地球(ほし)の一部に
琺瑯(ほうろう)の トレイに並べし
活青串魚(いきさんま)
新橋色(しんばしいろ)の 鱗麗(うるわ)し
月を食む 地球の影は 恋のよう
心を食んで 盲目にする
過ぎたれば 悲しきことも 苦しみも
想い出となる 人の勇(つよ)さよ
天に向け 気霜(きじも)を吹きて 時節知る
日射しが白を そっと消したる
隙あらば 友の一線 越えたしと
吾(われ)が心に 好き這入(はい)り込む
傷つけたり傷ついたりを繰り返してきた貴方と私は違う
風鈴の音色が沁みる黄昏れに 失くしたものをまた探してる
カネタタキいざなう先は黄泉の国
ついて行こうか現し身捨てて
炎天を残し 散りゆく百日紅
捲(めく)らるる 一頁(ページ)目の秋
書きなれていない名字を受取りにサインしているあなたの留守は
駅前のコンビニでジャイアントコーン
家着く前に しょうこいんめつ
触れ得ねど なお慈しむ星がある
崩せぬ正しさごと君を愛せり
それでもさ必死に飛ぼうとしてたんだ青春ってバカみたいだね
西日受け金の矢となるハイウェイは光のように街から街へ
さめざめと泣くままにキミ朝焼けがただ悲しいねまだうごくセミ
ケータイにわんさか通知押し寄せて老いの私に熱中警報
ヘッドライト 交差点ごと 飲み込んで
帰路急く心 夜を駆け抜く
初めての朝陽をあなたと見てみたい そんな言葉を思い出す夜
数しれぬケンカしながら五十年明日は夫婦で記念写真を
アルバムは気楽に見れるスマホでは見てもいいかと許可得る悲しさ
雉鳩のデーデーホッホを完璧に
まねる少女ら求愛と知らず
やり直す一旦止めて最初から そんなスイッチあればいいのに
梨の実を口いつぱいに頬張れば飲み物の如果汁溢れり
月蝕を待ちつつ盃重ねれば心ふわふわ鈴虫の声
「さしすせ」ば母のレシピの文字の中 暮らしをつなぐ小さな工夫
終電の車窓に映る街明かり何もかも捨て旅に出ようか
まだ夏がなごり惜しみて去りゆかぬ涼風急かし追い立てるとも
序ノ口の君の番付糸のよう
太くなれよと 綱をとれよと
秋風が吹ゐ゙て木の葉はさわさわとダンスを踊る如く揺れをり
七輪で秋刀魚を焼けば秋の香(か)を味わうように光る明星
母親に結婚するよと伝えたら頷くように卒塔婆が揺れた
乱視用眼鏡を外す見慣れてる夜景が一気に銀河に変わる