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夏の日に干す猫布団おねしょすら吹き飛ばせる陽の光と熱よ
夏風邪のやうな孤独と散歩する楽しく飲んだあとのやさしさ
この地球(ほし)の暑さは異常で時間さえ狂い乱れて壊されてゆく
タンスにはあの日着ていたブラウスと夏の思い出いっしょに仕舞う
夏椿木陰に開く白き花光を透かし儚く散りぬ
この暑さ九月一杯続くのか?彼岸過ぎれば涼しくなるか?
陽の中にまだ夏は居て潮風の香りとともに川沿いをゆく
庭のすみ秋明菊は茎伸びて蕾つく頃 夏は想い出に
しんとした 地下鉄ホームに 汗ひとつ ベンチの鉄は 真夏を知らぬ
懐かしき 友の便りで あの頃に 時が戻った 夏の出来事
煌々(きらきら)と 翠葉(すいよう)照るる 白昼に 光合成する 我が身かな
傘はなし 雨に降られて 梧桐(あおぎり)に 宿りて考(かんが)う 環境問題
起き抜けに 明易(あけやす)だけが 無粋だと 君の言葉が 僕を貫く
青嵐 連れて来たるは あの人の 莨(たばこ)の香りと 新しき情
久々に 慄く程の 入道に 炎(も)ゆる日近し 青天井
汗拭くもふいてふいても夏去らず小さな秋よ隠れず出でよ
ともだちと市民プールにかき氷ときには遠征チャリで河原に
この夏は過去最高に暑かった しかしまだまだ猛暑の予報
ピカドンの話はこらえてつかあさい老爺はぐっと唇を噛む
朝顔のつるは支柱を乗り越えてさらなる支柱を空へ探しに
ぬるくなる麦茶に氷を足しながら残暑見舞いのハガキ書きおり
夏の日に多く笑ったせいなのか秋に涙が少しこぼれる
もう9月夏の扉をそっと閉め秋のしっぽをつかみに行こう
夏の日に干す猫布団おねしょすら吹き飛ばせる陽の光と熱よ
夏風邪のやうな孤独と散歩する楽しく飲んだあとのやさしさ
この地球(ほし)の暑さは異常で時間さえ狂い乱れて壊されてゆく
タンスにはあの日着ていたブラウスと夏の思い出いっしょに仕舞う
夏椿木陰に開く白き花光を透かし儚く散りぬ
この暑さ九月一杯続くのか?彼岸過ぎれば涼しくなるか?
陽の中にまだ夏は居て潮風の香りとともに川沿いをゆく
庭のすみ秋明菊は茎伸びて蕾つく頃
夏は想い出に
しんとした 地下鉄ホームに 汗ひとつ
ベンチの鉄は 真夏を知らぬ
懐かしき 友の便りで あの頃に
時が戻った 夏の出来事
煌々(きらきら)と 翠葉(すいよう)照るる 白昼に
光合成する 我が身かな
傘はなし 雨に降られて 梧桐(あおぎり)に
宿りて考(かんが)う 環境問題
起き抜けに 明易(あけやす)だけが 無粋だと
君の言葉が 僕を貫く
青嵐 連れて来たるは あの人の
莨(たばこ)の香りと 新しき情
久々に 慄く程の 入道に
炎(も)ゆる日近し 青天井
汗拭くもふいてふいても夏去らず小さな秋よ隠れず出でよ
ともだちと市民プールにかき氷ときには遠征チャリで河原に
この夏は過去最高に暑かった しかしまだまだ猛暑の予報
ピカドンの話はこらえてつかあさい老爺はぐっと唇を噛む
朝顔のつるは支柱を乗り越えてさらなる支柱を空へ探しに
ぬるくなる麦茶に氷を足しながら残暑見舞いのハガキ書きおり
夏の日に多く笑ったせいなのか秋に涙が少しこぼれる
もう9月夏の扉をそっと閉め秋のしっぽをつかみに行こう