・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
孫くんと 約束したは 大会で 得点すれば 一点二百円
勝敗がつかず最後はPK戦 声枯れさらに我が子の応援
この家の要のように 来た球を仁王立ちして弾き散らしたい
キラーパスを通され負けた雨の夜 アンダーパスは通らず帰る
言いわけに君はかぶりを振りつづく 二枚貯まりしイエローカード
少年がサッカーしてる光景が自分を戻す子供のころに
フィールドを駆けゆく彼に憧れる彼女を映す炭酸レモン
スーパーで袋詰めする台は誰が何と言おうと作荷台です
ドリブルをして行くように人混みを駆け抜け何とか間に合う電車
サッカーの応援団の熱狂に怖さ感じることがありたり
壁に向け独りで球を蹴っている少年の姿吾に重なる
あいまいな態度に君のキラーパス ごめん。やられた。結婚しよう。
サッカーの試合を見ながらスマホ鳴る通知の波に心揺れおり
もう2センチ右にずれたら入ってた転がるボール俺の青春
この街は夜がうるさい 豪雨後のサッカー場の芝生をおもふ
野球もサッカーも女子が出来る時代になった隔世の思い
健診の結果初めて再検に前日の 「ドーハ」の悲劇のせい
蹴りたくてみんなボールに群がった昭和の子どものお遊びサッカー
宛てもなくボールひとつで豪州へ夢を叶えて立つプロリーグ
「サッカーをやりたかった」と息子たち 賭けてた吾は剣道九年に
一人きりサッカーボールで遊んでた母の帰りを待つ夕暮れに
名前がねミトマカオルと同じでも私は野球が好きなんです
サッカーをしている彼を愛してる少年みたいに必死になって
昨日まで万年ベンチの弟がアシスト成功決勝ゴール
夢に向け ただひたすらに 走ってた 『大人』がゴールと 勘違いして
笛の音が 三度鳴りし時 靴紐を 結び直した 睦月の午後に
アディショナル ここで全てを 覆す 空費が奇跡に 転じ始める
ゴールまで 流れるような 軌道が見えた あのトラップから 俺は英雄になった
芝を蹴る 軌跡の線が 重なれば 群青の空に 歓声ひびけり
シュートなど決めた覚えは無いけれど憧れていたキャプテン翼
敵味方二十二人がフィールドに集いボールに想いを託す
青空に高く蹴られたボール追い観客全ての視線が動く
雨の中びしょ濡れのままボール追うサッカー少年君がヒーロー
逆転のヘディング決めてベンチ前皆で勝利の雄叫び上げる
現役のキングカズさん眩しくてぼくも心はサッカー少年
PKのこの一瞬に全て賭けボールに向かい駆け出してゆく
サッカーの子らを跨いで冬の虹ウキウキするねしかも低い位置
嬉しいです
孫くんと 約束したは 大会で
得点すれば 一点二百円
勝敗がつかず最後はPK戦
声枯れさらに我が子の応援
この家の要のように 来た球を仁王立ちして弾き散らしたい
キラーパスを通され負けた雨の夜 アンダーパスは通らず帰る
言いわけに君はかぶりを振りつづく
二枚貯まりしイエローカード
少年がサッカーしてる光景が自分を戻す子供のころに
フィールドを駆けゆく彼に憧れる彼女を映す炭酸レモン
スーパーで袋詰めする台は誰が何と言おうと作荷台です
ドリブルをして行くように人混みを駆け抜け何とか間に合う電車
サッカーの応援団の熱狂に怖さ感じることがありたり
壁に向け独りで球を蹴っている少年の姿吾に重なる
あいまいな態度に君のキラーパス
ごめん。やられた。結婚しよう。
サッカーの試合を見ながらスマホ鳴る通知の波に心揺れおり
もう2センチ右にずれたら入ってた転がるボール俺の青春
この街は夜がうるさい 豪雨後のサッカー場の芝生をおもふ
野球もサッカーも女子が出来る時代になった隔世の思い
健診の結果初めて再検に前日の
「ドーハ」の悲劇のせい
蹴りたくてみんなボールに群がった昭和の子どものお遊びサッカー
宛てもなくボールひとつで豪州へ夢を叶えて立つプロリーグ
「サッカーをやりたかった」と息子たち
賭けてた吾は剣道九年に
一人きりサッカーボールで遊んでた母の帰りを待つ夕暮れに
名前がねミトマカオルと同じでも私は野球が好きなんです
サッカーをしている彼を愛してる少年みたいに必死になって
昨日まで万年ベンチの弟がアシスト成功決勝ゴール
夢に向け ただひたすらに 走ってた
『大人』がゴールと 勘違いして
笛の音が 三度鳴りし時 靴紐を
結び直した 睦月の午後に
アディショナル ここで全てを 覆す
空費が奇跡に 転じ始める
ゴールまで 流れるような 軌道が見えた
あのトラップから 俺は英雄になった
芝を蹴る 軌跡の線が 重なれば
群青の空に 歓声ひびけり
シュートなど決めた覚えは無いけれど憧れていたキャプテン翼
敵味方二十二人がフィールドに集いボールに想いを託す
青空に高く蹴られたボール追い観客全ての視線が動く
雨の中びしょ濡れのままボール追うサッカー少年君がヒーロー
逆転のヘディング決めてベンチ前皆で勝利の雄叫び上げる
現役のキングカズさん眩しくてぼくも心はサッカー少年
PKのこの一瞬に全て賭けボールに向かい駆け出してゆく
サッカーの子らを跨いで冬の虹ウキウキするねしかも低い位置
嬉しいです