・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
静寂に包まれた街 暗闇が僕の視界を奪った でも こんな暗闇もいつかは消える だから 街に永遠と思われる暗闇を残して
この町が嫌いで出て行った人達還暦戻って来たんだね
街路樹の枯れた葉っぱの音鳴らし確かに終わった夏を手放す
旅先で疲れた体引きずって下町行くと活気あふれる
富加町事件よろしく電源がなくても動く家電はお得
シャッターの落書きすでに色褪せて商店街は暗く静まる
町おこしのB級グルメの焼そばを食えば普通の味のふるさと
街路樹の間に赤い夕陽見て秋の舗道を歩くひと時
嘘ばかり街の灯りに呟いて手首の傷の数をかぞえて
金木犀 香る小道を 曲がるたび 町の記憶が そっと寄り添う
街が沸く 向かい家の子のメダル戦 スクリーンの中 泣き虫どこに
青山の街を子供と手をつなぎ 過ごしたオフィスうふふと見上げる
しづけさに凛と打たれた木の響き 町内会の拍子木がゆく
きのふ見た夢だとおもふ初めてのロックダウンの渋谷の街を
雨の日の町を歩いて紫陽花の声を集めて紡ぐ日常
恋人の影の二つをくっつけて 街路の灯りに霧の舞台
街路樹は百合の木だった住宅地 二人の息子無事に大人に
涼やかに街の空気は落ち着いて 大人たちは秋に喜ぶ
長袖の心地よきかな街灯のまだ消えやらぬ早朝の路(みち)
どのくらい経てば好きだと言えるだろう僕にとってはほろ苦い街
でもきっとのび太の街にコストコがうまれる前にひとは滅びる
キラキラとうかれた街の真ん中で膝を抱えた透明な僕
モール街上手くピアノを弾く少女 拍手を浴びて照れるも一礼す
街路樹はポツリポツリと色付いて移ろう季節時は過ぎ行く
おつかれさまと街の灯りがやわらかい夕餉の匂いに秋刀魚がおよぐ
街角で 君を待つの 手首みて 秒針速度 落ちてくみたい
ストリートビューで歩けば俵町少しは上手く詠める気がする
この町が好きだと思ったそのときに思い浮かぶは人々の顔
ねぎらいのプルタブを開け 潤いを 夕暮れの街 外で飲む酒
街灯にひとりの影を落としつつスマホの地図に導かれゆく
平凡な街ではあるも住みなれて何かいいこと探して歩く
この街の風も緑も心地よい生まれた街が優しく包む
改札を抜けて広がる目の前に夕陽に染まる我が街がある
静寂に包まれた街 暗闇が僕の視界を奪った
でも こんな暗闇もいつかは消える
だから 街に永遠と思われる暗闇を残して
この町が嫌いで出て行った人達還暦戻って来たんだね
街路樹の枯れた葉っぱの音鳴らし確かに終わった夏を手放す
旅先で疲れた体引きずって下町行くと活気あふれる
富加町事件よろしく電源がなくても動く家電はお得
シャッターの落書きすでに色褪せて商店街は暗く静まる
町おこしのB級グルメの焼そばを食えば普通の味のふるさと
街路樹の間に赤い夕陽見て秋の舗道を歩くひと時
嘘ばかり街の灯りに呟いて手首の傷の数をかぞえて
金木犀 香る小道を 曲がるたび
町の記憶が そっと寄り添う
街が沸く 向かい家の子のメダル戦
スクリーンの中 泣き虫どこに
青山の街を子供と手をつなぎ 過ごしたオフィスうふふと見上げる
しづけさに凛と打たれた木の響き
町内会の拍子木がゆく
きのふ見た夢だとおもふ初めてのロックダウンの渋谷の街を
雨の日の町を歩いて紫陽花の声を集めて紡ぐ日常
恋人の影の二つをくっつけて
街路の灯りに霧の舞台
街路樹は百合の木だった住宅地
二人の息子無事に大人に
涼やかに街の空気は落ち着いて 大人たちは秋に喜ぶ
長袖の心地よきかな街灯のまだ消えやらぬ早朝の路(みち)
どのくらい経てば好きだと言えるだろう僕にとってはほろ苦い街
でもきっとのび太の街にコストコがうまれる前にひとは滅びる
キラキラとうかれた街の真ん中で膝を抱えた透明な僕
モール街上手くピアノを弾く少女
拍手を浴びて照れるも一礼す
街路樹はポツリポツリと色付いて移ろう季節時は過ぎ行く
おつかれさまと街の灯りがやわらかい夕餉の匂いに秋刀魚がおよぐ
街角で 君を待つの 手首みて 秒針速度 落ちてくみたい
ストリートビューで歩けば俵町少しは上手く詠める気がする
この町が好きだと思ったそのときに思い浮かぶは人々の顔
ねぎらいのプルタブを開け 潤いを 夕暮れの街 外で飲む酒
街灯にひとりの影を落としつつスマホの地図に導かれゆく
平凡な街ではあるも住みなれて何かいいこと探して歩く
この街の風も緑も心地よい生まれた街が優しく包む
改札を抜けて広がる目の前に夕陽に染まる我が街がある