・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
和をもって尊しとなす仕事場で 和を乱す人から出世する謎
和菓子にて季節を演じ茶の席の 主の心の移ろいを知る
せわしない日常の中空を見る心が和み我を忘れる
バイクだと割に合わない令和では盗んだクレカを海外利用
夜の部屋に飽和してゆく寂しさを硝子戸そっと開けて追い出す
平和ボケした目で見ている戦争のニュースをまるで映画のように
秋風がふいに我が家に吹き込んで和平交渉もつ五日月
夕方の曲がり角には立ち話する人々その和に憧れて
和を詠うみんなの言葉やさしくて 文字のちからに深く息吸う
ドミラドと違う個性を響かせて 和音のようなひとつの世界
幼子がテレビの前で飛び跳ねてアンパンマンと平和をうたう
和やかな内に歌会お開きに高得点の人の顔つや
いつの世も世界のどこかで戦争が平和は触れぬ虹のごときか
インドでもセイロンでもなく初めての土地の香りを愉しむ和紅茶
お彼岸の帰省 遺影に手を合わす 微笑みし和服姿の祖母
和をもって貴しとなす太古より 続く願いは争わない世に
プレゼントたくさん買った帰り道ゆれる吊り革踏ん張る両足
魂を揺さぶるような和太鼓は海の彼方へ波と融け合う
和やかな会話の中に棘があるほんとは気付かぬ秋がよかった
本当の平和が欲しけりゃ人類が消えればいいと悪魔が笑う
トラブルの絶えない彼女の名前には和という文字が入っているのに
和食屋で撮る前にまずスマホ出す湯気まで載せるインスタのため
からあげの最後のひとつを奪い合うことも平和に含まれている
開けた窓月の光に虫の声和栗のケーキを煎茶を入れて
ふつうとか みんなもそうだ などという 暗に調和を強いてる言葉
とんかつが カレーに浮かぶ 和の国は 月もスプーンで すくい上げたり
リズムも色彩もおしゃれですね。
聞こえくる「お菓子何入れた?」登校の リュックサック揺れ遠足日和
何もない空を見上げて老人が平和を祈る終戦の日
現状は世界平和と程遠い啀(いが)み合う事止められたなら
たちまちにほどけて消ゆる和三盆 甘く儚い祖母のおもかげ
コンビニで ボトル入りの 緑茶を買い ほっとひと息 つく暇も無く
夫婦の和 大切にして 歳重ね 最終回の 『あんぱん』を見て
和をもって尊しとなす仕事場で
和を乱す人から出世する謎
和菓子にて季節を演じ茶の席の
主の心の移ろいを知る
せわしない日常の中空を見る心が和み我を忘れる
バイクだと割に合わない令和では盗んだクレカを海外利用
夜の部屋に飽和してゆく寂しさを硝子戸そっと開けて追い出す
平和ボケした目で見ている戦争のニュースをまるで映画のように
秋風がふいに我が家に吹き込んで和平交渉もつ五日月
夕方の曲がり角には立ち話する人々その和に憧れて
和を詠うみんなの言葉やさしくて
文字のちからに深く息吸う
ドミラドと違う個性を響かせて
和音のようなひとつの世界
幼子がテレビの前で飛び跳ねてアンパンマンと平和をうたう
和やかな内に歌会お開きに高得点の人の顔つや
いつの世も世界のどこかで戦争が平和は触れぬ虹のごときか
インドでもセイロンでもなく初めての土地の香りを愉しむ和紅茶
お彼岸の帰省 遺影に手を合わす 微笑みし和服姿の祖母
和をもって貴しとなす太古より
続く願いは争わない世に
プレゼントたくさん買った帰り道ゆれる吊り革踏ん張る両足
魂を揺さぶるような和太鼓は海の彼方へ波と融け合う
和やかな会話の中に棘があるほんとは気付かぬ秋がよかった
本当の平和が欲しけりゃ人類が消えればいいと悪魔が笑う
トラブルの絶えない彼女の名前には和という文字が入っているのに
和食屋で撮る前にまずスマホ出す湯気まで載せるインスタのため
からあげの最後のひとつを奪い合うことも平和に含まれている
開けた窓月の光に虫の声和栗のケーキを煎茶を入れて
ふつうとか みんなもそうだ などという
暗に調和を強いてる言葉
とんかつが カレーに浮かぶ 和の国は
月もスプーンで すくい上げたり
リズムも色彩もおしゃれですね。
聞こえくる「お菓子何入れた?」登校の
リュックサック揺れ遠足日和
何もない空を見上げて老人が平和を祈る終戦の日
現状は世界平和と程遠い啀(いが)み合う事止められたなら
たちまちにほどけて消ゆる和三盆
甘く儚い祖母のおもかげ
コンビニで ボトル入りの 緑茶を買い ほっとひと息 つく暇も無く
夫婦の和 大切にして 歳重ね
最終回の 『あんぱん』を見て