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死んだ母 夢に出てきて 話する その後は元気 こちらは元気
今夜だけ どうしてそんなに優しいの こんな時だけ夢のなかだけ
夢語るあなたの顔は凛々しいが中身は常にエゴエゴアザラク
穏やかな夢を見て目覚めた朝はテレビに膜がかかって見える
「夢」「ゆめ」と思案しながら床につき 涙してたの君が現れ
将来にこうなりたいと願うこと夢は夢のままたゆたいたい
夢のように過ぎ去る時は掴もうとしてもさらさら手からこぼれる
甘い夢ばかり見ていた若き日を悔いて眺める秋の落日
もう夢に見なくてもいいきみのこと隣でぐっすり寝ているならば
見ていたの たぶんあの夏の 夢だった 蝉の声だけ まだ耳にいる
じゃあまたね 向こうに行っても昨日みた変な夢とか連絡してね
夭折の君が遺した歌集には 「夢」が1字も見つけられない
うなされて いつも貴方に起こされる 悪夢から救うスーパーヒーロー
夢から覚めても変わらぬ現実この世が夢ならよかったのに
亡き君と 夢で逢えなくなったのは 悲しみ癒えて もう大丈夫と
ちゃん付けで吾の名前を呼ぶ亡き義母に 夢から覚めても落ち着かぬ朝
夜更しはしないからどうか今夜こそ、あなたの夢に行けますように。
叶わない世界一周それならば宇宙旅行に夢で行こうか
ふにゃふにゃと眠ったままで鳴くキミよ猫の寝言は夢の証か
夢だとは分かっていても嬉しいよ一番逢いたい母に逢えたら
たまゆらの 君との逢瀬 夢うつつ 覚めては恋ふる 藤袴かな
少しだけ、さよならみたいに手を振って夢の続きを知りたくはない
目は覚めて 遥か長きを焦がれにし 君との逢瀬は うたかたの夢
会ひたいと枕を濡らす夢のなか起きて悲しや寝ても悲しや
一つずつ夢を諦め消してゆく家族という名の夢のためなら
真剣に夢を追ってた二年間司法試験は遠くなりけり
いつまでも夢を追うなら別れると真剣な目が俺を まどわす
何歳(いくつ)でも 何度でもまた 夢を持つ 完成したら つまらないから
死んだ母 夢に出てきて 話する その後は元気 こちらは元気
今夜だけ どうしてそんなに優しいの こんな時だけ夢のなかだけ
夢語るあなたの顔は凛々しいが中身は常にエゴエゴアザラク
穏やかな夢を見て目覚めた朝はテレビに膜がかかって見える
「夢」「ゆめ」と思案しながら床につき
涙してたの君が現れ
将来にこうなりたいと願うこと夢は夢のままたゆたいたい
夢のように過ぎ去る時は掴もうとしてもさらさら手からこぼれる
甘い夢ばかり見ていた若き日を悔いて眺める秋の落日
もう夢に見なくてもいいきみのこと隣でぐっすり寝ているならば
見ていたの たぶんあの夏の 夢だった
蝉の声だけ まだ耳にいる
じゃあまたね 向こうに行っても昨日みた変な夢とか連絡してね
夭折の君が遺した歌集には
「夢」が1字も見つけられない
うなされて いつも貴方に起こされる 悪夢から救うスーパーヒーロー
夢から覚めても変わらぬ現実この世が夢ならよかったのに
亡き君と 夢で逢えなくなったのは 悲しみ癒えて もう大丈夫と
ちゃん付けで吾の名前を呼ぶ亡き義母に
夢から覚めても落ち着かぬ朝
夜更しはしないからどうか今夜こそ、あなたの夢に行けますように。
叶わない世界一周それならば宇宙旅行に夢で行こうか
ふにゃふにゃと眠ったままで鳴くキミよ猫の寝言は夢の証か
夢だとは分かっていても嬉しいよ一番逢いたい母に逢えたら
たまゆらの
君との逢瀬
夢うつつ
覚めては恋ふる
藤袴かな
少しだけ、さよならみたいに手を振って夢の続きを知りたくはない
目は覚めて
遥か長きを焦がれにし
君との逢瀬は
うたかたの夢
会ひたいと枕を濡らす夢のなか起きて悲しや寝ても悲しや
一つずつ夢を諦め消してゆく家族という名の夢のためなら
真剣に夢を追ってた二年間司法試験は遠くなりけり
いつまでも夢を追うなら別れると真剣な目が俺を
まどわす
何歳(いくつ)でも 何度でもまた 夢を持つ
完成したら つまらないから