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生まれたあの瞬間から 夢を見た 天を駆け抜けるペガサスのように
生きたまま 生まれたままの 君を見る 心拍数は 上がったまま
お腹空く頭にくるため息をつく 生きていること思い出す時
おぼろげな目覚めの朝の病床に 今日も生きろと怖いささやき
同僚から仕事をお願いされてこちらも多忙で往生した
白馬にも絶望にさえ乗りこなせない僕と君握る手は強い
生存の哀しさに似て紅葉の輝いている時の短さ
つらい時 励ます君が居てくれる 心を繋ぐ言葉と生きる
うなばらや 果てなき波に 身をあずけ 生きることとは たゆたうことか
世の中に順応した気で生きている心で小さく牙を剥きつつ
人生の一年生と思う日もあり失敗に深呼吸して
傘ささず打たれる雨も嫌いじゃないんだ 生きている!って感じがするから
顔のシミ手の甲のシワそれすらも人生の記録いとおしく見る
生む権利同様生まない権利あり生まない選択人の自由
亡き友と学生時代のアルバムで再会果たす送り火のあと
生き物に博愛主義のはずなのに ゴキブリだけは共存できない
自らの「好き」を胸に生きてきた私に似てる隣の写真家
生きていく力を与えてくれるのは猫と詩集とあなたのギター
もう生きていないひとともすれちがう昼のスクランブル交差点
生卵食べるとおなか痛くなる ああ腹ツヨに生まれたかった
ラーメンのコールの仕方で怒られて人生の意味を考えてみる
生垣にふたつ連なる槙の実を摘めば遥かなふるさとの秋
誰にでも 生きてりゃあるさ 後悔と 未練と懺悔 消えない傷み
三つ編みの転校生と目が合ってふぅっと深く呼吸が弾む
九分九厘、有り得もしない『もしも』とかそういうものに生かされている
刺身皿 氷のきらめき すくいつつ 生命の味を 舌でたしかむ
野や山で生き生き遊ぶ童らは最早昭和の化石と言うか
確実に人生の坂を下る吾 メダカ三百匹の心配と癒し
「ご無沙汰」と目じりの皺は学生の頃の笑顔に深みをそえて
語らえば過去はやわらかくなって生前葬のようなお茶会
ぼくのこと生意気だぞと言うキミも子どもじゃないか ジャイアン、スネ夫
人生を総括出来る熟語など「時間切れ」しか思い浮かばず
冷凍の餃子焼いてる匂いにも生きるってことの重さ感じて
生まれたあの瞬間から 夢を見た 天を駆け抜けるペガサスのように
生きたまま 生まれたままの 君を見る 心拍数は 上がったまま
お腹空く頭にくるため息をつく 生きていること思い出す時
おぼろげな目覚めの朝の病床に
今日も生きろと怖いささやき
同僚から仕事をお願いされてこちらも多忙で往生した
白馬にも絶望にさえ乗りこなせない僕と君握る手は強い
生存の哀しさに似て紅葉の輝いている時の短さ
つらい時 励ます君が居てくれる 心を繋ぐ言葉と生きる
うなばらや 果てなき波に 身をあずけ 生きることとは たゆたうことか
世の中に順応した気で生きている心で小さく牙を剥きつつ
人生の一年生と思う日もあり失敗に深呼吸して
傘ささず打たれる雨も嫌いじゃないんだ 生きている!って感じがするから
顔のシミ手の甲のシワそれすらも人生の記録いとおしく見る
生む権利同様生まない権利あり生まない選択人の自由
亡き友と学生時代のアルバムで再会果たす送り火のあと
生き物に博愛主義のはずなのに
ゴキブリだけは共存できない
自らの「好き」を胸に生きてきた私に似てる隣の写真家
生きていく力を与えてくれるのは猫と詩集とあなたのギター
もう生きていないひとともすれちがう昼のスクランブル交差点
生卵食べるとおなか痛くなる ああ腹ツヨに生まれたかった
ラーメンのコールの仕方で怒られて人生の意味を考えてみる
生垣にふたつ連なる槙の実を摘めば遥かなふるさとの秋
誰にでも 生きてりゃあるさ 後悔と 未練と懺悔 消えない傷み
三つ編みの転校生と目が合ってふぅっと深く呼吸が弾む
九分九厘、有り得もしない『もしも』とかそういうものに生かされている
刺身皿 氷のきらめき すくいつつ
生命の味を 舌でたしかむ
野や山で生き生き遊ぶ童らは最早昭和の化石と言うか
確実に人生の坂を下る吾
メダカ三百匹の心配と癒し
「ご無沙汰」と目じりの皺は学生の頃の笑顔に深みをそえて
語らえば過去はやわらかくなって生前葬のようなお茶会
ぼくのこと生意気だぞと言うキミも子どもじゃないか ジャイアン、スネ夫
人生を総括出来る熟語など「時間切れ」しか思い浮かばず
冷凍の餃子焼いてる匂いにも生きるってことの重さ感じて