・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
朝も夜も 天を駆け抜けるペガサスは 止まることなく 風の中を 突き進む
しとしとと 降りつる雨に 夜は寝て おきし土産は 呼小鳥かな
朝刊は今夜の月で盛り上がりお供は団子かハンバーガーか
ミルの音粉の香りに朝の湯気 琥珀の誘いマグカップふたつ
グラスにつく朝露みたいな水滴を拭って飲み干すオレンジジュース
朝起きて朝食を食べ日を浴びる愛おしくなるそんな日常
ひと月で慣れた休日朝5時のパワハラ上司の酒気帯びLINE
休日と気づき起きるの止めにして夢の続きを見る朝寝かな
一日の タスクが頭を 駆け巡る そんな朝には 甘いコーヒー
炭酸の抜けたビールを飲み干して 始まる休みの朝の極楽
雨の朝 傘の小舟が 列をなし アスファルトへと 静かに出航
5時起きの娘とあそび朝マック たまにはいいね 早起きしても
引退の次の朝から自主練をしてゐるきみに吹く白き風
サヨナラは明朝体でそっけなく 手書きはいいや、捨てられないから
米を研ぐ回数減らしてみたけれどなお完璧に繰り返しています
今日こそは朝一番に捨ててやるビニール袋に入れた悲しみ
冥き遊星に生まれて朝が来て人として女として生きる
雨後の風冷たき 秋は深まりし コーンスープの温かい朝
校庭に全校朝礼声響き一週間の始まり告げる
まだ君の私物の残る部屋にいてラヴィットばかり今朝もあかるい
早朝に人目を避けて歩く人 彼には彼の生き方がある
朝七時 三番ホーム 山手線 似た人がいた 一度だけだけど
日曜の朝から夜までイオンにて 過ごせてしまう未亡人同士
朝練の中学生の掛け声に励まされるごとグングン歩く
星の尾のながながしこと後朝の細りたる灯と地平を眺む
朝顔の鉢植えを置くベランダは夢と現実つなぐ滑走路
悲しいね 朝が来るたび慣れていく 君の「オハヨウ」聞こえぬことに
みづたまりのやうな雲なり「ご帰朝」と言はれるほどの異動をしてやる
カーテンの小さな隙間に朝の陽が天動説の夢から覚める
朝も夜も 天を駆け抜けるペガサスは 止まることなく 風の中を 突き進む
しとしとと 降りつる雨に 夜は寝て おきし土産は 呼小鳥かな
朝刊は今夜の月で盛り上がりお供は団子かハンバーガーか
ミルの音粉の香りに朝の湯気
琥珀の誘いマグカップふたつ
グラスにつく朝露みたいな水滴を拭って飲み干すオレンジジュース
朝起きて朝食を食べ日を浴びる愛おしくなるそんな日常
ひと月で慣れた休日朝5時のパワハラ上司の酒気帯びLINE
休日と気づき起きるの止めにして夢の続きを見る朝寝かな
一日の タスクが頭を 駆け巡る
そんな朝には 甘いコーヒー
炭酸の抜けたビールを飲み干して
始まる休みの朝の極楽
雨の朝 傘の小舟が 列をなし
アスファルトへと 静かに出航
5時起きの娘とあそび朝マック たまにはいいね 早起きしても
引退の次の朝から自主練をしてゐるきみに吹く白き風
サヨナラは明朝体でそっけなく
手書きはいいや、捨てられないから
米を研ぐ回数減らしてみたけれどなお完璧に繰り返しています
今日こそは朝一番に捨ててやるビニール袋に入れた悲しみ
冥き遊星に生まれて朝が来て人として女として生きる
雨後の風冷たき 秋は深まりし コーンスープの温かい朝
校庭に全校朝礼声響き一週間の始まり告げる
まだ君の私物の残る部屋にいてラヴィットばかり今朝もあかるい
早朝に人目を避けて歩く人 彼には彼の生き方がある
朝七時 三番ホーム 山手線 似た人がいた 一度だけだけど
日曜の朝から夜までイオンにて
過ごせてしまう未亡人同士
朝練の中学生の掛け声に励まされるごとグングン歩く
星の尾のながながしこと後朝の細りたる灯と地平を眺む
朝顔の鉢植えを置くベランダは夢と現実つなぐ滑走路
悲しいね 朝が来るたび慣れていく 君の「オハヨウ」聞こえぬことに
みづたまりのやうな雲なり「ご帰朝」と言はれるほどの異動をしてやる
カーテンの小さな隙間に朝の陽が天動説の夢から覚める