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この線で海に行けると知った冬 それが心のお守りとなる
防寒し星空ながめ過去からの 便り受け取り未来を祈り
先送りすることあまた冬の町明日こそはとて炬燵に沈む
悴める指に嬉しき立冬の袋のなかの太鼓焼きの熱
冷蔵庫満杯になり車の中大量の品が積み上げられる
春隣りも少し恋も炬燵守り 夢をあたため夢に戸惑う
寒空に4時間立って待ちぼうけ それでも幸せ 夢の国
冬日和 春に芽吹けと 種をまく あなたのために わたしのために
しんしんと緋色に光る部屋の底 火鉢の炭を一人かんます
あたたかな言葉は夜にあふれ出す年の終はりが冬でよかつた
アボガドの成長する様楽しみで しかしベランダポリ袋かけ
冬晴れの空に高々凧上がり風の音する遠くかすかに
11年ともに暮らした君はなく 今年の冬は寒さ身に沁む
雪うさぎ かまくらづくり 雪見酒 冬の記憶の 黄昏の夜
冬が来たたとえ凍てつくような寒さでもわたしは生きる前を向いて
湯気囲む腹っぺらしの夢の跡 奉行が裁く〆の楽しみ
山河は冬輝いて物言えば傷つく如く沈黙せり
エリを立て皆足早に駅へと 駅舎に響く「寒いね」の声
残業を終えて寒夜の空見上げ 光冷たき上弦の月
温暖で遅れて着いた冬の神 百年後にはもう来れないと
ただ咲いてただ散る花に魅せられて吐く息白く玉砂利を踏む
冬休み約束をした初詣君が晴着で現れ、なーんて
車内には 優しきハンドクリームの香り漂ふ 冬の通勤
木枯しに吹かれ 疎(まば)らな 紅葉(こうよう)のトンネルの真上は 冬の晴(はれ)
まだ知らぬ自分自身を探す旅 凍てつく街の伝言板に
くれないの小さき花は限りなき 凍てつく隅に咲く寒椿
缶コーヒー熱を失う速度だけ冬の深さを信じ始めている
温かい部屋に食べもの飲みものと心のあれば我は満足
息白し煙草真似した幼き日今の子供もやつているかな?
人参を持って泣いてる女の子「オラフが消えた」と冬日和の庭
ミニチュアの冬を心に持っていて入れ子仕掛けの冬の住人
花びらのような足跡つけながら仔犬ら駆ける雪の坂道
微生物 寒い畑で土眠中 埋めた端材 形変わらず
木の先に脚立で縄をくくりつけ 到来を知る雪国の冬
冬の夜に東京タワーの朱が灯る、何度もゴジラに倒されながら
この線で海に行けると知った冬
それが心のお守りとなる
防寒し星空ながめ過去からの
便り受け取り未来を祈り
先送りすることあまた冬の町明日こそはとて炬燵に沈む
悴める指に嬉しき立冬の袋のなかの太鼓焼きの熱
冷蔵庫満杯になり車の中大量の品が積み上げられる
春隣りも少し恋も炬燵守り
夢をあたため夢に戸惑う
寒空に4時間立って待ちぼうけ
それでも幸せ 夢の国
冬日和 春に芽吹けと 種をまく あなたのために わたしのために
しんしんと緋色に光る部屋の底
火鉢の炭を一人かんます
あたたかな言葉は夜にあふれ出す年の終はりが冬でよかつた
アボガドの成長する様楽しみで
しかしベランダポリ袋かけ
冬晴れの空に高々凧上がり風の音する遠くかすかに
11年ともに暮らした君はなく
今年の冬は寒さ身に沁む
雪うさぎ かまくらづくり 雪見酒 冬の記憶の 黄昏の夜
冬が来たたとえ凍てつくような寒さでもわたしは生きる前を向いて
湯気囲む腹っぺらしの夢の跡
奉行が裁く〆の楽しみ
山河は冬輝いて物言えば傷つく如く沈黙せり
エリを立て皆足早に駅へと
駅舎に響く「寒いね」の声
残業を終えて寒夜の空見上げ
光冷たき上弦の月
温暖で遅れて着いた冬の神
百年後にはもう来れないと
ただ咲いてただ散る花に魅せられて吐く息白く玉砂利を踏む
冬休み約束をした初詣君が晴着で現れ、なーんて
車内には 優しきハンドクリームの香り漂ふ 冬の通勤
木枯しに吹かれ 疎(まば)らな 紅葉(こうよう)のトンネルの真上は 冬の晴(はれ)
まだ知らぬ自分自身を探す旅 凍てつく街の伝言板に
くれないの小さき花は限りなき
凍てつく隅に咲く寒椿
缶コーヒー熱を失う速度だけ冬の深さを信じ始めている
温かい部屋に食べもの飲みものと心のあれば我は満足
息白し煙草真似した幼き日今の子供もやつているかな?
人参を持って泣いてる女の子「オラフが消えた」と冬日和の庭
ミニチュアの冬を心に持っていて入れ子仕掛けの冬の住人
花びらのような足跡つけながら仔犬ら駆ける雪の坂道
微生物 寒い畑で土眠中 埋めた端材 形変わらず
木の先に脚立で縄をくくりつけ
到来を知る雪国の冬
冬の夜に東京タワーの朱が灯る、何度もゴジラに倒されながら