・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
この冬は柑橘類の当たり年ネーブルグレープフルーツ実る
持たされた 想いと一緒に つめられた 甘いみかんが 帰省の朝に
ミカン剥く君がゆびさきこまやかに 恋のこころのほどけるように
ぬくぬくのおこたから手を出しつかむ ひんやりみかん我今ぽつり
思い出は一家総出のみかん山 子守りしながら急ぐ収穫
みかんから溢れるしずく一滴に閉じ込められた午後の遠景
テレビは芸人ばかりで単調で来る人もない炬燵にみかん
父さんが「みかんはむかん」と言ったので今年の冬は零下五十度
手についたみかんの香りを嗅ぎながら静かに過ごす正月の午後
ふみふみと夢をこね出し収まりぬ箱の深みに猫は完熟
炬燵出て廊下のみかんの冷たさに休み明けての仕事思い出す
指先を黄色に染めて冬を越す 風邪を引かない噂を信じて
友達にもらうみかんが甘過ぎて 市販のみかんを買えない我が家
「はじめてのおつかい」見てる みかんと手 がんばれがんばれ 心でエール
今、テレビを見ていたら何となく浮かんできました。
蜜柑から思い出すのは夏休み蜜柑畑のあるばあちゃん家
ミカンから一寸法師が出てくれば 昔は怪異今はマジック
デザートに妻と二人でむくみかん ケンカの後の沈黙のまま
目の前の人にみかんをプレゼント 話しがはずむローカル電車
陽だまりをひと房ごとに凝縮し和歌山みかん喉に潤う
庭先の吊篭に 輪切りのみかん 啄(ついば)むメジロ 冴ゆる冬空
隣家より もぎたてをお裾分けされ 年々甘く成りゆくみかん
できること年々増える小さな手 今年はみかん器用に剥いて
まるごとのみかん頬張る君の眼に残る憂いは失恋の跡
朝の陽が部屋に射し込み卓上のみかんが光る黄金(こがね)のように
鏡餅の上にそっと蜜柑おく 梶井の「檸檬」思い浮かべて
それぞれに蜜柑を自室に持ち帰り気ままに食す令和の家族
みかん好きに悪い人はいないってうちのばあちゃん そんな気もする
娘いて息子も笑う団欒を ずっと眺めて剥くみかんの山
固かつたみかんの残りをふくみつつわたしにはまだ早い年明け
この冬は柑橘類の当たり年ネーブルグレープフルーツ実る
持たされた 想いと一緒に つめられた
甘いみかんが 帰省の朝に
ミカン剥く君がゆびさきこまやかに
恋のこころのほどけるように
ぬくぬくのおこたから手を出しつかむ
ひんやりみかん我今ぽつり
思い出は一家総出のみかん山
子守りしながら急ぐ収穫
みかんから溢れるしずく一滴に閉じ込められた午後の遠景
テレビは芸人ばかりで単調で来る人もない炬燵にみかん
父さんが「みかんはむかん」と言ったので今年の冬は零下五十度
手についたみかんの香りを嗅ぎながら静かに過ごす正月の午後
ふみふみと夢をこね出し収まりぬ箱の深みに猫は完熟
炬燵出て廊下のみかんの冷たさに休み明けての仕事思い出す
指先を黄色に染めて冬を越す
風邪を引かない噂を信じて
友達にもらうみかんが甘過ぎて
市販のみかんを買えない我が家
「はじめてのおつかい」見てる みかんと手 がんばれがんばれ 心でエール
今、テレビを見ていたら何となく浮かんできました。
蜜柑から思い出すのは夏休み蜜柑畑のあるばあちゃん家
ミカンから一寸法師が出てくれば
昔は怪異今はマジック
デザートに妻と二人でむくみかん
ケンカの後の沈黙のまま
目の前の人にみかんをプレゼント
話しがはずむローカル電車
陽だまりをひと房ごとに凝縮し和歌山みかん喉に潤う
庭先の吊篭に 輪切りのみかん 啄(ついば)むメジロ 冴ゆる冬空
隣家より もぎたてをお裾分けされ 年々甘く成りゆくみかん
できること年々増える小さな手
今年はみかん器用に剥いて
まるごとのみかん頬張る君の眼に残る憂いは失恋の跡
朝の陽が部屋に射し込み卓上のみかんが光る黄金(こがね)のように
鏡餅の上にそっと蜜柑おく 梶井の「檸檬」思い浮かべて
それぞれに蜜柑を自室に持ち帰り気ままに食す令和の家族
みかん好きに悪い人はいないってうちのばあちゃん そんな気もする
娘いて息子も笑う団欒を
ずっと眺めて剥くみかんの山
固かつたみかんの残りをふくみつつわたしにはまだ早い年明け