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咳するに大丈夫との君の声 ありがとうねと咳は収まる
もういない夫と同じ咳払い してる息子にほくそ笑いし
咳く人は席を譲りて咳をする どちらも迷惑収まるまでは
咳が出て風邪かなってとき腹いっぱい食って飲んで寝るルパンの教え
食事中姥(うば)咳込めば《誤嚥性肺炎》懸念、心配過剰
茶を飲みて咳き込むは我(われ)「大丈夫?」背中擦るよ認知症(うば)の優しさ
咳ひとつ静寂の場に響きけり 皆振り向くに恥ずかしくあり
吐くような咳の癖まで父譲り 無駄な遺伝と母は笑って
人前で咳するだけで疎まれた歴史に刻まれているコロナ禍
咳ひとつ区切りとしてのあいさつに涙こみあげ雲流れゆく
嫌なことゴホンと咳して吐き出して背中で受ける新しい風
欲しいのは 仲直りする 咳止めの 甘いシロップ みたいな薬
毎晩に咳せぬやうマスクして 心地よく寝る おやすみなさい
咳ばらいを風邪だ風邪だと笑ってるきみの身体がぎしりと揺らぐ
咳ひとつ出すたび口偏が剥がれ落ち亥だけになった文字が転がる
咳するに大丈夫との君の声
ありがとうねと咳は収まる
もういない夫と同じ咳払い
してる息子にほくそ笑いし
咳く人は席を譲りて咳をする
どちらも迷惑収まるまでは
咳が出て風邪かなってとき腹いっぱい食って飲んで寝るルパンの教え
食事中姥(うば)咳込めば《誤嚥性肺炎》懸念、心配過剰
茶を飲みて咳き込むは我(われ)「大丈夫?」背中擦るよ認知症(うば)の優しさ
咳ひとつ静寂の場に響きけり
皆振り向くに恥ずかしくあり
吐くような咳の癖まで父譲り
無駄な遺伝と母は笑って
人前で咳するだけで疎まれた歴史に刻まれているコロナ禍
咳ひとつ区切りとしてのあいさつに涙こみあげ雲流れゆく
嫌なことゴホンと咳して吐き出して背中で受ける新しい風
欲しいのは 仲直りする 咳止めの
甘いシロップ みたいな薬
毎晩に咳せぬやうマスクして
心地よく寝る おやすみなさい
咳ばらいを風邪だ風邪だと笑ってるきみの身体がぎしりと揺らぐ
咳ひとつ出すたび口偏が剥がれ落ち亥だけになった文字が転がる