みゆきち

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また一つ言えないことが増えてゆく 井戸に向かって王様の耳 0 (0)

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みゆきち

ちはやぶる神代も聞かず竜田川蛍光色に水くくるとは 0 (0)

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みゆきち

ありふれた短冊の願い胸に来る「世界が平和でありますように」 4 (1)

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みゆきち

キッチンで子といんげんの筋を取るゆっくりゆっくり時が流れる 3 (1)

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みゆきち

穫れたてのトウモロコシの朝ごはん黄色い元気をお腹に貯める 0 (0)

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みゆきち

三十一の文字に暴かる怖ろしさ隠しきれずに露わになって 0 (0)

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みゆきち

171梅雨の終わりの暴れ空あなたの無事の声聞きたくて 0 (0)

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みゆきち

土佐の地の親木の命受け継いで センダイヤザクラ武蔵野に咲く 0 (0)

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みゆきち

ぼんやりと空を眺めて嘆息すその憂鬱は雨のせいだよ 0 (0)

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みゆきち

畑仕事終えて水風呂 ビール手にきゅうりにお味噌これぞごちそう 0 (0)

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