2023-03-23

ケタクマの父

穏やかな 春の宵やみ 掻き乱す  田んぼの鳥の 鳴きけたたまし 0 (0)

0
Mラビット

金曜が見えない心今日もまた地下鉄近づく音に吸われる 0 (0)

0
むらさき式部

父とゆく越前武生まだ見ぬ地 胸ときめくも淋しくもあり 0 (0)

0
misoich

席替えで 隣の君は まぼろしか 最接近のち 遥か銀河へ 0 (0)

0
日向猫

春雨に背丈を伸ばす庭の草じゃれあうようなカラスノエンドウ 0 (0)

1
光る君

ひたすらに君への想い募らせど その身は遠く 秋の夕暮れ 4 (1)

0
梅鶏

てけてけと春の漁船が凪ぐ海の岩場を少し遠回りする 5 (2)

0
恋子

茶の香立つ亀齢颪や恋路島苦海にありてミナマタと記す 0 (0)

2
澄水

かぶと虫aikoの曲で涙する生涯忘れることなどないと 0 (0)

0
澄水

雨の前蟻の行列るいるいと果てなく続く炎天下かな 0 (0)

0