恋子

刈田にも案山子の影や名月の顔の傾ぶきわびしさ宿る 0 (0)

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呂尚

水鏡映る姿凛として思わず崇める姫神子と 0 (0)

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麻衣

めくったら薄くなってるカレンダー 仕事してても秋はくるのだ 0 (0)

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数多ある 言葉の刃に うんざりし X消して デトックスする 0 (0)

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恋子

知る月は退き際知りて刹那より身のほど知りて惜しむを知る 0 (0)

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蘇芳  市

うたかたと言へば羞(やさ)しも後へゆく影も光もなくて消ゆるを 0 (0)

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ちょこのん

行進でぶつかる手と手は絶対に反対だというこの世の哀情 0 (0)

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めるへん

チカチカと蛍光灯はイラついてオン・オフしては慰めて見る 0 (0)

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めるへん

ぐったりと水を含んだTシャツも光と風で生気は戻る 0 (0)

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恋子

歳やけん今年はコメを作らだった稲の代わりに草ば毟っちょる 0 (0)

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