海紀亜

月は消え 星は巡ることをやめて 海は息を止め 歌を忘れた

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澄水

淡路島明石海峡舟ゆかば舞子が浜の千鳥啼きけり

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海紀亜

「何故星は 柄杓の形に 並んだの」「夜中の海を すくうためだよ」

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屁の河童

伊勢の海に神代に帰る春立ちて天の戸出づる朝日子の影

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屁の河童

今もなほ山に海辺に流離(さすら)へりわが幻の折口信夫

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Mラビット

海へ向かう貨物線の先飛んでみる あなたの街に流れ着きたい

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屁の河童

一夏の海辺で燃えた思い出を産婦人科に捨てに行く秋

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屁の河童

ゆっくりと最後の一本吸い終えて樹海をさらに奥へ踏み入る

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飯塚隆二

ピエロだと名のる男の旅の果て強い日差しと原色の海

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リオ

咽び泣き手向けは遠く気仙沼花も涙も波に託して

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