恋子

淡き恋ものを思えば愁い咲く野路の花など見向きもされず 0 (0)

0
恋子

背伸びして秋を吸い込むさあ散歩野路の花見にちょっと寄り道を 0 (0)

0
パパ猫

線路わき草の緑に彼岸花 妖しく燃える炎のように 1 (1)

0
パパ猫

停車場で別れた君が遠ざかる路面電車が走る速度で 0 (0)

0
恋子

たまゆらの古人を騙り大和路の時空に触れて不知を恥じ入る 0 (0)

0
恋子

まどろめば浮かんで消えて一行詩夢路に残す儚き詩人 0 (0)

0
パパ猫

通学路見守り続けるお婆さんと挨拶交わす朝の喜び 0 (0)

0
恋子

夕暮て秋の街路樹手をつなぐ影の重なる虫の鳴きやむ 0 (0)

0
恋子

ぶらぶらと秋まだ浅き古都訪ね終わった恋連れ歩く嵯峨野路 0 (0)

0
サルトビ

台風の 淡路に向かう 我が娘 満面の笑み 待ち侘びる祖母 0 (0)

0