恋子

刈田にも案山子の影や名月の顔の傾ぶきわびしさ宿る 0 (0)

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白砺

行く季節部活帰りの薄暮時に街灯陰るきみの横顔 0 (0)

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平見翠玉

陽の当たる日々ばかりではない笑顔と相手を思う言葉があれば 0 (0)

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恋子

夜顔のけわいほどこし待つ閨の月の明かりの悩ましき艶 0 (0)

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梅鶏

公園の船は旅には出ないのに子は幸せな顔をしている 3 (2)

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めるへん

誘導棒振りし男の顔焼けて燻したような肌の渋さよ 0 (0)

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ちょこのん

「ご機嫌はいかが」と訊かれ「死にたい」と笑顔で交わせる世界が欲しい 0 (0)

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うるふちゃん

知ってるよあなたの好きなあの人を笑顔が似合うあの子でしょ 5 (1)

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サルトビ

我が道を ここまで来れた 感謝にと 助けてくれた 人達の顔 0 (0)

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恋子

湯沸かしを温水目盛りに動かして顔を洗えば秋と目覚めて 0 (0)

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