月へゆく空想してた幼き日兎と餅をつく夢を見て
題『空想(テーマ詠)』 にて
空想が好きで孤独な少年は短歌を作る楽しみを知る
題『空想(テーマ詠)』 にて
おみくじの「待人あり」の文言にあなたの顔を空想してる
題『空想(テーマ詠)』 にて
いつだって一緒だけれどきみのこと全部知ることできやしないよ
題『全』 にて
全国に異様な暑さ居座って今後地球はどうなってゆく
題『全』 にて
これまでに読んできた本の全てが今のわたしを作ってくれた
題『全』 にて
書き損じもう三枚目真っ白な履歴書をまた机の上に
題『白』 にて
青空に羽ばたくように真っ白なTシャツ風にはためいている
題『白』 にて
クレヨンは白い画用紙はみ出して広がってゆく子の可能性
題『白』 にて
きみからのエールもらったあの手紙肌身はなさず持ち歩いてる
題『もらう』 にて
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