嫌なことゴホンと咳して吐き出して背中で受ける新しい風
題『咳』 にて
ビル街も 田舎の路も 風色に 差などないのに 立ち止まる空
題『差』 にて
交差点 流れる風に 喧騒に 見え隠れする あの日の声が
題『差』 にて
春の陽に見知らぬ街へ続く道 風にたゆたう紋白蝶よ
題『続』 にて
歌を詠む 詠ませてもらう [うたたね]よ 続けと願う 密かな風に
題『続』 にて
雪をみて なぜか無口に なる人よ いつかは風に なるのでしょうか
題『自由詠』 にて
こたつから 抜けだせぬまま ボクはもう 愛にまどろむ 家猫になる
題『自由詠』 にて
渡り鳥 どこへ行くのか 知りたくて 浮浪れの雲に 心かさねて
題『自由詠』 にて
歌を詠む たとえば風に 哀しみに ジグソーパズルの 欠片のように
題『自由詠』 にて
戦争と 飢えと格差と 温暖化 老いゆく国よ 消ゆる自然よ
題『温』 にて
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