


野の花よ 知られず咲いて 散る花よ 斯くありたいと あなたに想う 156

短歌詠む 人はそれぞれ 違えども この瞬間を 同じく生きて 155

オオソリの ハシシギ海を越えてゆく 一万キロを 10日休まず

年数え ズレた空白 埋めたくて 焦って本を 買い漁る夜

いにしえの まほろばの里 巡礼者 古代紫 黎明の空 154

あの空を 何処かで観てる 気がしてる この短歌詠む 人、想いながら 153

君は言う カラダが欲しいと 僕は言う ココロが欲しいと すれ違う夜 152

無限なり みそひと文字の 輝きは 埋もれること無く 時空を超える 151
