字寺宵 あなた
字寺宵
Mラビット どうでもいい あなたに抱かれている時は 愛とか恋とか面倒なこと
Mラビット 添い遂げる人は誰かはわかってる 器用なあなたと不器用な君
雨露 忘却は幸福なのだとあなたは言う 白い小壷をそうっと撫でて
熱海に行きたい 液晶を撫でる指から読み取れたあなたの中の私の立場
Mラビット たまらなく会いたくなる夜 悔しくて あなたの悪いところを数える
Mラビット 会議中 窓から海風 書類舞う 遠い南のあなたを想う
Mラビット 服を着る あなたの温もりとどめるように 決して君にはさわらせない
クルクルバニー 苦しみを 背負うあなたを 背負う時 感謝もなくて 呻きと涙
クルクルバニー 