恋子 た
恋子
恋子 またひとつ夏が抜けたか香り立つ朝の珈琲団扇を忘れ
サルトビ 会合で 後輩たちの 話し聞く 雄々しき姿 我も続かん
恋子 のんびりとずいずいずっころばしごまみそずいのどかな昭和すたれる昭和
恋子 靴下の破れかがりに夜鍋するかあちゃんの手に電球があった
すあまラテ 膝の泥パッパと払って立ち上がる泣いてからでもわめいたあとでも
恋子 手を合わすほどの恋ではなかったがホンの供養に秋の引き潮
とことこ 熱中症警戒アラート今日もまた 寝過ごすセミのナイトショー
上原美樹。 きぬまとう まひるのつきは 昨晩の 星との謡(うたい) 今も夢見る
恋子 